身バレが怖い!? プレママたちがわざわざ“マタ垢”を作る理由3つ
2014年9月27日 | よみもの身バレが怖い!? プレママたちがわざわざ“マタ垢”を作る理由3つ

“マタ垢(またあか)”という言葉をご存じですか?
これはマタニティアカウント、つまり妊婦さんがインターネットで使っているアカウントのこと。
SNS上ではハンドルネームに“@マタ垢”などと記載し、多くのプレママたちがやり取りを楽しんでいる姿を見ることができます。
中には、普段使っているアカウント(=本垢)とは別にマタ垢を作成し、使い分けているという上級者もいるようです。
しかし、ここでふと疑問がよぎります。彼女らはどうしてわざわざマタ垢を作り、そこに限定された交流を図るのでしょうか。
今回は、マタ垢を持っているプレママさんたちに“マタ垢を作った理由”を聞いてみました。

(1)妊娠生活のことを気軽につぶやける場が欲しかったから
『妊娠っていつ何が起きるかわからない。無事に出産できない可能性だってある。だから私は、身バレしてるアカウントでは妊娠したことを明かしていません。だけど妊娠中だからこそ言いたいこともあるんです。だから専用のアカウントを作って、そこでたっぷり語るようにしています』(20代女性/妊娠3か月)
『普段使いのアカウントには、どこに不妊の人がいるか分からない。ヘタなこと言って絡まれたり僻まれたりするのが怖いので、マタニティ専用アカウントを作りました』(30代女性/妊娠5か月)
『普段クールなキャラの私。リアルな友だちから「お花畑妊婦」って言われたくないので、鍵付きの別アカウントを作成しました。ここなら思う存分、マタニティハイを炸裂できる!』(30代女性/妊娠8か月)
普段使っているアカウントでは、妊娠生活のことを気軽に呟けないと感じているプレママさんが多いのですね。そんなときマタ垢は、とても役に立つようです。
(2)同じ立場のプレママさんたちと交流することができるから
第1子のプレママさんたちからは、こんな意見も聞かれました。
『初めての出産で戸惑うことばかりの私。同じ週数のマタママさんとつながりたくて、専用アカウントを作りました。体調の変化や赤ちゃんグッズについてなど、いろんなことを相談しています。出産してもこのままつながり続けて、ママ友になれるといいな』(20代女性/妊娠7か月)
『マタ垢のフォロワーはみんな妊婦さん。ちょっとした不安や愚痴にも、先輩マタママから励ましやアドバイスの返事がくることがあって、それがとてもうれしい。ひとりぼっちじゃないんだなって思えます』(30代女性/妊娠6か月)
つわり、胎動、赤ちゃんの成長ペース……妊娠中は不安になることがとても多いもの。
特に初めての妊娠ならなおさらですね。マタ垢でつながった仲間たちはきっと、心強い味方になってくれることでしょう。
(3)妊娠に関する情報をまとめておくことができるから
呟きや交流の場ではなく、情報収集専用としてマタ垢を使っているという人もいました。
『マタ垢では、マタニティ関連の情報アカウントをフォローしまくっています。妊娠生活に関する情報をマタ垢に集約しておくことで、必要なときにサッと確認できるというメリットがあります』(30代女性/妊娠8か月)
たしかにこれは合理的な使い方です。妊娠とは関係ない呟きや情報でタイムラインが流れてしまうのを防ぐことができますね。
マタニティ専用アカウントを作ることには、たくさんのメリットがあることがよくわかった今回のインタビューでした。
プレママの皆さん! SNSを上手に使って、楽しく幸せなマタニティライフを過ごしていきましょうね。
●文/パピマミ編集部