アポなしで突然家に遊びに来る子供の友達への対処法
2014年9月25日 | よみものアポなしで突然家に遊びに来る子供の友達への対処法

【ママからのご相談】
4歳になる娘がいます1児の母です。1年ほど前に家を建て、しばらく平和に暮らしていたのですが、少し経ったころから近所の子どもたちがアポなしで遊びに来るようになりました。初めのころは、私の方もお友達ができてよかったと嬉しく思っていたのですが、その回数、人数が多くなるにつれ、だんだんとストレスに感じるようになりました。
私は専業主婦ですが、それでも1日バタバタすることもあり、夕方はゆっくりウトウトしたいと思うこともあります。そんなときでも構わず、その子たちは来て、子どもの顔を見るや否や家に押し入るように入ってきます。また、その子たちが時々、冷蔵庫を勝手に開けたり、娘が大切にしているオモチャを勝手に使ったりとやりたい放題するようになってきたのもストレスの原因になっています。
お母さん達とは、会ったらご挨拶をする程度の仲です。それでも、これからずっと住んで行く場所なので、なんとか穏便にこの問題を解決できないかと思っているのですが、こういう場合、一体どう対処すればよいのでしょうか。
ダメなことには毅然とした態度を。
ご相談ありがとうございます。ママライターのアンジです。
ご近所でのトラブルは対処がとても難しいですよね。
わたしの周りでも、ご近所の子どもたちとの付き合いに悩んでいたという方が数人いました。家を建てられたのなら尚更、何かあって住みにくくなったらどうしようと思ってしまうものですよね。
しかし、ずっと住んでいく場所だからこそ、時には毅然とした態度も必要です。
それでは今回は、近所の子どもたちからのアポなしピンポンの対処法、そして、そのお母さんたちとの付き合い方も併せて、うまくご近所付き合いをしているママさんたちからお話を伺ってきました。

ダメなことはちゃんとダメと言う
小さなお子さんだと、「いいよ」と言う前に勝手に家にあがったり、冷蔵庫を勝手に漁ったりすること、ありますよね。
そんな場合、多くのママさんたちは、その都度ちゃんとダメだと注意をしているようです。
言い方としては、「うちではね」とつけるのがいいようです。
「うちでは、○○ちゃん(自分の子)に勝手に人の家の冷蔵庫を開けないように教えているの。真似するからうちではしないでね」「うちでは、ちゃんといいと言ってから上がるのが約束なのよ」なんて言えば角は立ちにくいですよね。
人様の子どもでも、ダメなことはダメです。遠慮せず、毅然とした態度で教えましょう。
できるだけ外で遊ばせる
そもそも家で遊ばせるのが嫌だというママさんたちも多くいるようです。
そんなママさんたちは、近所の子どもが来たらすぐに、「お外で遊ぼう」と、自分共々外へ遊びに行くようにしましょう。
もちろん雨の日などは難しいですが、晴れていれば外で遊ぶ、とルールを決めていれば、勝手に家に上がられることも少なくなります。また、子どもが小学校にあがり1人で遊びに行くようになったときの事前練習にもなりますよね。
この機会に、行ってはいけない場所、外での友達との遊び方、交通のルールなどもしっかり教えておくとよいのではないでしょうか。
お母さんとも交流する
ダメなことをダメだとはっきり言えない理由の一つに、ご近所のお母さんたちにどう思われるか心配だということがありますよね。
そんな心配を解消するためにはやはり、遊びに来る子どものお母さんたちとも少なからず交流をしておくのがベターなようです。
お話を伺ったママさんの中には、『どこかに行ったときのお土産などを持って、「いつも遊んでいただいてありがとうございます」とご挨拶に伺った』という方もいました。また、その方はそのときに、『私も気をつけてはいますが、もしもけがなどあったら……』と連絡先も一緒に聞いたんだそうです。
何度かお話すれば、そのお母さんの性格もなんとなく分かってくるものです。
できるなら、悪いことをすれば叱ることがあるということや、家では遊ばせられない日があるということなど、トラブルになりそうなことを事前に匂わせておけるとトラブルになることも少なくなるかもしれませんね。
子どもが少なくなり外で遊ぶ機会も減っている昨今、ご近所に子どもがたくさんいるというのは恵まれた環境と言えるのではないかと思います。
もちろんその分、大変なことはあるかとは思いますが、子どもにとって有意義な環境になるよう上手にお付き合いしていけるといいですね。
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●ライター/アンジ(ママライター)