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“ちょうちょ結び”の楽しい教え方

“ちょうちょ結び”の楽しい教え方

【ママからのご相談】
子どもにちょう結びを教えたいのですが、まったく興味がないのです。どうしたら良いのでしょうか? いつまでに教えれば良いのでしょうか?

a 小学校に行くまでには結べるようにしましょう。

ご相談ありがとうございます。ママライターの*SARASA*です。

ある調査によると現代の子は、9歳になってもまだちょう結びができない子がいるといいます。

古来からひもを結ぶという行為は、髪を結ったり、着物をきたり、小屋を建てたり、漁をする上でも必要な作業でした。現代は、ある意味便利になりましたが、“結ぶ”というのは今でも大切な動作です。

自力で結べないからと、マジックテープやゴムのついたエプロンや弁当包みなどを渡すのは、便利なようですが、子どもの成長には逆効果。大人もそうですが、必要にならなければ、学ぼうという気にはなかなかなれないようです。

手と脳の関係は密接であることはよく知られています。脳を鍛えるためにも、焦らず、気長に教えていきましょうね。

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かた結び

大縄をするために縄跳びをまとめるときや、お弁当を包むときに使う結び方です。

小さな子でも、簡単にできるかた結びは、左右のひもを交差させて下から出ているひもを上にのせるように交差させます。その中をもう一度繰り返すと完成です。

かた結び遊び3つ

(1)ハンカチヘビさん

ハンカチをどんどんつないで長いヘビを作っていきます。長くできたら引きずって遊びましょう。

(2)かた結びほどき合戦

同じ長さのロープやハンカチを2本(枚)用意します。お互いが、相手のロープをかた結びします。どちらが早くほどけるのか競争です。

(3)おやつを包んでお友達に

今日のおやつをハンカチに包んで、お友達にプレゼント。ハンカチを開いて、「いただきます」。最後はかた結びをして、「ごちそうさま」とお返しします。

ちょう結び

左右のひもを交差させてそれぞれ輪を作りながら結んでいく結び方、リボン結びのことです。

この結び方は、小学校までには覚えておきたいものです。エプロンや靴ひも、はちまき、三角きんなど自分の力で結んでいくことが必要になっていきます。

ちょう結びは、かた結びほど簡単ではありません。大人でも、縦結びになったりほどけたり……教えるには時間と覚悟が必要です。どうぞ励ましながらゆっくり教えていきましょう。日常で使うものに、ひものものを入れておくとよいかもしれません。

右利きの子には、横に、左利きの子にはママが向かい合ってまねするようにと教えていきましょう。何度でも、何回でも、励まして頑張っていきましょう。

ちょう結び遊び2つ

(a)リボンでお洒落ラッピング

かわいいリボンを用意して、ちょう結びにチャレンジです。きれいな箱に、ぬいぐるみの首に、かわいいリボンを結んであげましょう。

(b)秘密の暗号が解読できるリボン

【用意するもの】
・コップ/机の足(なるべく円柱のもの)
・リボン(1.5cmほど)
・鉛筆
・セロハンテープ

リボンの中心を見つけ、コップにセロハンテープで固定します。暗号となる3文字の言葉を考えます(例:り・ん・ご)。

まずママがちょう結びをします。

左のちょうの裏(円柱を支え、中心から伸びている部分)に一文字目【り】を書き込みます。結び目に【ん】、右のちょうの裏に最後の【ご】を書きます。

リボンをほどいて、暗号完成です。お子さんにちょう結びをさせて、暗号を解読させましょう。


自転車や水泳など、一度できると私たちは不思議といつまでもできるようになりました。ちょう結びも同じ。できたときの感動はなんと、素敵なことでしょう。

励まし、根気よく、何度でも、お手本を見せてあげましょうね。そして、上手に結べたら誰よりも一緒に喜んであげてくださいね。

【参考文献】
・『子どもを伸ばす手仕事 力仕事』辰巳渚・著

【関連コラム】
勉強よりも大事!? 小学校入学前の子供と準備したいこと3つ
小学校入学までに親子でやっておくと良いこと4つ
小学校入学前にやっておきたい準備2つ

●ライター/*SARASA*(ママライター)

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