幸せな子連れ再婚をするための3か条
2014年9月17日 | よみもの幸せな子連れ再婚をするための3か条

【ママからの相談】
5歳の子どもを持つ母親です。現在結婚を考えている彼氏がいます。すぐにでも籍を入れたいですが、子どもが父親となる彼氏に懐いてくれるのか心配です。どうしたら良いでしょうか。
自分の気持ちではなく、子どもの気持ちを最優先にしましょう。
ご相談ありがとうございます。ママライターのみいゆです。
再婚を考えていらっしゃるとのことで、お子さんにパパを作ってあげられるということはとても素敵なことですね。私も再婚時には子どものことでとても悩みました。
子連れで再婚するということはとても難しいと思われるかもしれませんが、母親があまり神経質になっていると子どもも不安になりますので過剰に考え込まないようにしましょう。
そして必ず子どもの気持ちを最優先にして、再婚の時期を決めることをオススメします。

幸せになるための再婚3か条
(1)お互いが納得するまで話し合う
まずは、結婚する相手の方と結婚後の生活についてとことん話し合いましょう。
今は、愛があれば何でも乗り越えられると思っているかもしれませんが、現実は全く違う場合が多いということを頭に入れておいてください。
これを踏まえてそれぞれが結婚生活に求めるもの、特に子どものしつけや養子縁組についてなど明確に決めておきます。
お互いの意見や気持ちを伝え合うことで再婚後の生活がどのようになるのかがはっきり見えてくるものです。
(2)子どもと相手の様子を観察する
これは一番大事なことです。父親になる人が子どもに対してどんなふうに接しているのかをきちんと観察します。
そのためには頻繁に子どもも含めて会うようにすることで、相手の方に父親になる自覚を持たせることができます。
私も週末は常に3人で遊びにいったり、お泊りしたりと“家族”という設定で過ごしていました。そうすることで相手が子どもにどんな接し方をしているのか、それは安心して良いものなのか、子どもの様子はどうなのかということが明確に見えてくるはずです。
(3)再婚後も気を抜かずに!
とはいえ、「実際結婚してみないと分からない……」と思われるかもしれませんね。それはおっしゃる通りです。今だけ良くても実際結婚してみたらこんなはずじゃなかったとなることも多くあります。
家族問題カウンセラーの新川てるえさんは、著書の中で『子どもに合ったまま親の立場がどんなものかを知るために、焦らずいろいろと試してみること』をオススメしています。
私も実際同居を始めたら、子どものことで常にケンカが絶えず、辛い思いもしてきました。それは子どもも同じことです。しかし、子どものために私たちがどうあるべきなのか話し合いをして解決してきたことも多くあります。
子連れ再婚をするにあたって“焦らない”ということは一番大切なことなんです。
世の中では再婚家族が増えている一方、まま親により虐待が多くあるのも事実です。
ですから、相手の方と子どもの気持ちをきちんと見極めて行動に移すことが大事になってきます。
新しい家族になることは悩みも多いですが、それを乗り越えた幸せはステップファミリーにしか経験できない特権です。
まずは焦らず“家族”として関係を築いていきましょう。
【参考文献】
・『子連れ再婚を考えたときに読む本』新川てるえ・著
【関連コラム】
・幸せなステップファミリーを築く心得3つ
●ライター/みいゆ(ママライター)