皮ごと食べよう! “ホールフード”のメリットと調理法
2014年9月3日 | よみもの皮ごと食べよう! “ホールフード”のメリットと調理法

こんにちは、ファイナンシャルプランナーで健康美容ライターの小澤美奈子です。
野菜の皮や玄米にはたくさんの栄養素や抗酸化物質があるのをご存知でしょうか? 野菜の調理の際には、当たり前のようにむいている皮ですが、自ら体に良いものを捨ててしまっているのも同然です。
今回は、野菜を丸ごと食べるメリットと調理法についてご紹介したいと思います。

野菜の皮はむかずに食べる
“野菜の皮”、実は中心部より栄養素が含まれているため、全て食べることで野菜の栄養素を丸ごと摂ることができます。例えば、大根はビタミンCが、ニンジンやレンコンはポリフェノールが、より皮の部分に集まっているため調理の際は全て使うことを心がけたいものです。
野菜は皮を含めた全体に成分が備わっているため、ぜひ捨てずに丸ごといただきましょう。
白米より玄米を
お米についても野菜と同じことが言えます。
毎日食べている白米は、まず玄米からもみ殻を取り除いた後、豊富な栄養素を含むヌカ層や胚芽などを取り除き、最後の残ったものです。精米課程で取り除いたヌカには、ビタミンやミネラルが豊富な上に、表皮には食物繊維が豊富に含まれているため美容にとても効果があります。
健康と美容のために、ぜひ玄米でいただきたいものです。
手軽な調理法
(1)野菜の皮
あえてむかずに、皮が付いたまま調理をして食べる方法が簡単です。
泥が付いているようでしたらタワシで表面を軽くこすり、ジャガイモは芽を取るなどの下処理をした上で調理しましょう。どうしても口当たりが気になる場合は、むいた皮を千切りにし、きんぴらなどにして食べるのもよいでしょう。
(2)玄米
玄米は白米と違って浸水時間を多めに取ることが必要です。
炊飯器で炊くのも便利ですが、圧力鍋を使ったり、土鍋で炊くと一味も二味も美味しくなります。玄米は白米より消化に時間がかかるため、良く噛んで食べることをお勧めします(炊く時間は使用する器具により異なるため、説明書などで確認をしてください)。
いかがでしたでしょうか。玄米食や野菜を皮ごと食べる習慣を気軽に取り入れて、健康や美容に役立ててみてください。
●ライター/小澤美奈子(ファイナンシャルプランナー)