主婦もターゲットに!? 女性が巻き込まれやすい犯罪の特徴と対策方法4つ
2014年8月31日 | よみもの主婦もターゲットに!? 女性が巻き込まれやすい犯罪の特徴と対策方法4つ

最近、某人気若手俳優が女性に暴行を加えた罪で逮捕されて話題になりましたね。この事件に限らず、女性を狙った犯罪というのは後を絶ちません。
「私は主婦だから関係ないでしょ」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、主婦を狙った犯罪も多く起こっています。そこで今回は、女性のための防犯対策についてご紹介します。

女性が巻き込まれがちな犯罪と対処法4つ
(1)押し込み強盗
押し込み強盗の認知件数は2014年で248件と減少傾向にありますが、それでも自分が被害者にならないという保証はありません。
女性を狙った凶悪な押し込み強盗事件が発生しているのは事実です。
押し込み強盗は業者を装って行うケースのほか、あとをつけて玄関を開けた瞬間に背後から押し入るという場合もあります。
こうした押し込み強盗は、主婦を狙うケースもあるので特に注意したい犯罪です。以下の対策を心がけましょう。
・訪問者は必ずインターホンかドアスコープで確認する
・たとえ業者であっても、ドアを開ける際は必ずドアチェーンをする
・帰宅の際は、あとをつけられてないか背後を確認する
・家に入ったらすぐに玄関を施錠する
(2)痴漢
女性を狙った犯罪として、代表的なものが痴漢でしょう。
痴漢は混雑時の電車内で行われることが多く、通勤ラッシュなどで混雑がピークになる午前8時頃に被害が集中すると言われています。
ドア付近や車両の両端、改札口から近い車両などが特に狙われやすいとのことなので、乗車する際はなるべく避けるようにしましょう。
(3)ストーカー
2016年5月に東京でアイドルがストーカーにナイフで襲われて重体になった殺人未遂事件がありましたね。まだ記憶に残っているという人も多いのではないでしょうか。
この事件に限らず、ストーカーによる犯罪は多発しており、2010年の段階では認知されているものだけでも16,000件に上ります。
こうしたストーカー被害にあう女性は、毎日同じ道を通っていたり、同じコンビニに通っていたりと、規則的なライフスタイルを送っている人に多いと言われています。
仕事帰りに毎日同じコンビニに寄っている人は、もしかしたらストーカーに狙いを定められているかもしれません。
ストーカーを防ぐには、なるべく自分の行動を読まれないようにする必要があります。
よくSNSなどで自分の居場所が特定されるような投稿をしている人がいますが、これは絶対NGです。
また、通うコンビニを日によって変えたり、帰宅時間をずらしたりして不規則に行動すると効果的です。
もしものときのために防犯ブザーを携帯しておくのも効果的です。
(4)盗聴・盗撮
2010年の盗撮摘発件数は1,741件。女性にとって決して他人事ではない数字です。
盗聴や盗撮は駅や電車などで行われることも多いですが、実は知らぬ間に盗聴器や盗撮カメラが家の中に取り付けられているケースもあります。
盗聴器や盗撮カメラは数万円程度で売られているため、誰でも手軽に購入できます。また、近頃の盗聴器や盗撮カメラは巧妙に作られており、一目ではそれと気づかないようにできています。
これらの犯罪道具は室内工事業者などを装ったり留守を狙って忍び込んだりと多様な方法で設置されます。一度設置されてしまえばそれに気づくことは困難です。
不安な方は以下の対策を行うようにしてください。
・ディンプルキーの合鍵を作る
・こまめに掃除し、見覚えのない物があれば警察に連絡する
・在宅・外出時に関わらずしっかり施錠する
・電車であれば、空いているのに近い距離にいる不審な男性から離れる
・かすかなシャッター音にも気づけるよう、移動中はイヤホンをつけない
いかがでしたか?
女性を狙った犯罪はいまだに多く起き続けています。自分の身は自分でしっかり守ることが大切です。
日頃から防犯対策を徹底するようにしたいですね。
【参考リンク】
・こんな時どうする? 防犯対策ファイル | SECOM
●文/パピマミ編集部