クローゼットの衣類整理の手順3STEP
2014年8月25日 | よみものクローゼットの衣類整理の手順3STEP

【女性からのご相談】
洋服が大好きでセールや福袋となると買いたい衝動に駆られ、ついつい購入。ただ家族にはまた買ってと文句を言われるし、洋服はたまる一方で、クローゼットもいっぱいになってきたし、どう収納したらいいですか?
持っている衣類の厳選から始めましょう。
こんにちは。片付けパーソナリティあさがみちこです。
ご相談ありがとうございます。収納方法も大切ですが、まずはお持ちの衣類が自分自身にとって本当に着るものか否か確認してみませんか?

何年も着ることのなかった洋服たち
洋服を片付けていてよく聞く言葉が、「これ高かったんですよね」「あっ、こんなのあったんだ! 忘れてました!」「痩せたら着ようと思って」「また流行が巡ってきますよね」というものです。
中には購入したことすら忘れてタグがついたままの洋服や、見分けがつかないようなよく似たコート、高価だったんだろうな……とは思うものの、着た瞬間に肩が凝りそうな重たい毛皮。
好きだからこそとって置いてあるんでしょうけど、着なかったらただの物体ですよね。
それにお洋服が好きな方は、この先も何かにつけて購入するので、何年も着なかったものはきっと日の目を浴びないでしょう。
ここで、衣類の整理をしてみましょう。
(1)衣類を全て出して、着ているものとそうでないものを分けてみましょう
今着ていないものは全て着て、鏡の前でファッションショーを行ってください。そうすると、自身の体形の変化などによって、鏡に映った自分に違和感を覚えるものが出てきます。ここで似合っていない服は処分対象です。
(2)「痩せたら着る」と保管している服は処分しましょう
私が以前お話しさせていただいた心理学科の教授は、『痩せたら着ると言って洋服を保管している人はまず痩せない』と笑いながらおっしゃっていました。この言葉が本当かどうかは分かりませんが、確かに私がサービスを行っていても、友達や親戚でも、「痩せたら着る」この言葉を実行した方に会ったことがありません。
それにせっかく頑張って痩せたのなら、過去に似合っていた服をわざわざ着るのではなくて、今の自分に似合う素敵なものを購入しませんか?
(3)「高かったから」この事実に縛られるのをやめてみましょう
高価でも着ないのなら意味をなさないのです。ネットオークションやリサイクルショップで売って、そのお金で今の自分に合う新しいものを見つけてみませんか?
「上記はよく分かるけど、どうしても捨てられないものがある!」という方は、「2シーズン後も着なかったら処分する」という具合に、期限を決めて保管しましょう。無理に捨てると後悔ばかりしてしまいますものね。
厳選した後に収納すると、今までパンパンだったクローゼットにきっと余裕が出てきますよね。収納を見直す前にまずは整理が必要です。
たくさんのお洋服を持っている人に限って、「着る服がなくて」なんて言っていたりします。ご相談者さんもそうならないよう、ご自身の持っている洋服を把握して、様々なコーディネートを楽しんでください。
●ライター/あさがみちこ(片付けパーソナリティ)