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子育て中にできる再就職へ向けての準備3つ

子育て中にできる再就職へ向けての準備3つ

【女性からのご相談】
現在、妊娠8か月です。私が勤めている会社には女性が少なく、妊娠した人はみんな辞めたので、私も会社を辞めることになりました。出産後は子育てに集中し、その後、再就職をしたいと思っています。再就職のため、育児中に準備できることはありますか?

a 「できる仕事」「やりたい仕事」「どのように働きたいか?」をじっくり棚卸ししよう。

女性のキャリアは、妊娠、出産、介護など、さまざまな場面で変わってしまいますね。女性は、年齢やライフステージが変わるごとにキャリアチェンジを重ねる必要があります。ご相談者さんの場合も妊娠・出産で大きなキャリアチェンジを迎えたのですね。

子育て中、特に子どもが乳幼児の段階での再就職は簡単なことではありませんが、再就職が順調にいくような準備は今から始めることができます。育児をしながらできる再就職への準備を、以下の3つの質問で考えたいと思います。

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子育て中に再就職への準備をするための3つの質問

(1)「どのような仕事をしてきましたか?」今までのキャリアの見直し

以下の事項について、紙に書き出してみましょう。今までのキャリアの棚卸しをすることで、履歴書に書く内容も抽出できます。

・どのような会社で、どのような業務を担当してきたのか?
・特に“得意だった業務”はどのようなことか?(整理整頓やファイリング、担当者間の調整など)

(2)「どのような時間帯に働きたいですか?」望むワークスタイルの検討

「子育て中、どのような時間帯に働きたいのか?」を考えてみましょう。合わせて、「収入はいくら必要なのか?」も検討します。以下を検討することにより、“正社員”の職を探すのか、“パートタイマー”の募集を探すのか? が決まります。

【働く時間帯】
・出産前のように、フルタイムで働きたいか?
・一日4~6時間だけ働きたいのか?(6時間勤務は、一般企業ではいわゆる時短勤務といわれる)

時短勤務(短時間勤務)とは、厚生労働省の『両立支援のひろば』によれば、『3歳未満の子どもを育てる従業員が、所定労働時間(就業規則で定められた勤務時間)を1日6時間に短縮できる制度』です。

【必要な収入額】
・毎月、手取りでいくら必要なのか? 
・年収はフルタイム勤務時と同じくらいを希望するか? または、扶養の範囲内で働くか?(パートターマー労働でいえば、年収103万円以内)

育児中に時短勤務で働く場合、手取り給与もその分減りますので事前に会社で確認してください。

(3)「どのような仕事がやりたいですか?」“やりたい仕事”を素直に考える

「どのような仕事が好きか?」をじっくり、自分の心に素直になって自由に考えてみてください。

“今まで経験のある仕事”にこだわる必要はありません。これから新しい生活が始まるのです。未経験でも“やる気”があれば、スキルは習得できます。出産、子育て経験を活かして子ども関連の仕事につく女性も多いですね。また、“人に接する仕事”や“パソコンの前に座ることが多い仕事”など、どのようなタイプの仕事が好きか、自問自答してみましょう。


ご相談者さんは、まずは子育てに集中されるとのこと。「どのような仕事に就くか?」は長期プランで腰を据えてじっくり考えてみましょう。“まったく新しい自分”への挑戦も可能! 出産を経て、新しい職業にチャレンジする女性は多いですからね。

【参考リンク】
両立支援のひろば | 厚生労働省

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