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一人っ子の場合はどうする? 兄弟喧嘩のルールと必要性について

一人っ子の場合はどうする? 兄弟喧嘩のルールと必要性について

【ママからのご相談】
初めて相談させていただきます。実は、最近8歳も離れているにも関わらず、兄と妹のケンカが絶えません。原因はもちろん些細なことですが、たいてい大きなケンカに発展します。最初は原因を聞いてあげ、どちらの何が悪かったのかを諭すよう話しをしていたのですが、この頃私が疲れ果ててきてしまいました。

子どものケンカに、母である私が毎日でも立ち向かえるような対応の仕方があったら、教えてください。よろしくお願いします。

a ケンカは心を許しあっている証拠。

はじめまして。こんにちは。藤じゅんです。

子どものケンカ……毎日されると本当にグッタリしてしまいますよね。我が家でもよく勃発します。私も、ご相談者様と同じく毎日グッタリでした。なんとかならないかな……といつも思っていました。でも不思議なことに兄弟姉妹のケンカって後を引かないですよね。ケンカしていたと思っていたのに、もう笑っていること……ありませんか?

どうやら我々大人の思うケンカとは訳が違うようです。この点においては心配なさそうですよね。では、我々は子どものケンカにどのくらい関われば良いのでしょうか?

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子どものケンカのルール

家庭内でおきる兄弟姉妹のケンカは大半の場合、感情と感情のぶつけ合いの要素が大きいような気がしませんか? それだけでも、少しは救われるような気がします。

我が家では、暴力は絶対的に禁止していますので、必然的に口と口との争いになります。

もちろん、聞き捨てならない言葉が飛び交います。そんな時は、一定のルールを決めることをおススメします。ある程度までケンカを見守り、ルールを破ったら、「ピーッ! 終了!」にするのです。ルールの内容は各家庭でママのアイデアをふんだんに取り入れてくださいね。

子どものケンカは社会における人と人との関わり方を学ぶ機会

家庭内での子ども同士のケンカはお友達とケンカをした時に、その効力を発揮するような気がします。どの位の加減が適当なのか、どの位のぶつかりまでなら耐えられるのか……。もちろん、兄弟姉妹のケンカの加減はそれぞれのご家庭の中で違います。しかし、子どもたちは不思議と加減が身に付いているような気がします。

では、「一人っ子はどうなるの?」という声が聞こえてきそうですね。

一人っ子の場合は大変かも知れませんが、ママやパパが兄弟姉妹役になってあげてください。そして、強くなるよう促しながら、ケンカ相手になってあげてくださいね。

心身ともに強く生きて行く力を……

ご参考になったでしょうか?

『思いやりのある子の育て方』の著者である児童学研究会会長兼医学博士の平井信義氏は、“子どものケンカの大切さ”をこう教えてくれています。

・ケンカは自己主張の現れ
・ケンカは裁かないで見守る

ママたちも子どもたちのケンカから“忍耐”を学ぶことにしてみませんか。

【関連コラム】
上の子と下の子……どっちを叱る? 兄弟喧嘩の対応法3つ
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●ライター/藤じゅん(カウンセラー)

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