子供の“低体温”の原因と改善策5つ
2014年8月6日 | よみもの子供の“低体温”の原因と改善策5つ

【ママからのご相談】
朝起きて子どもの体温を測ると、いつも36度を切っています。低いときには35.3度ほどしかない日も……。朝起きるのがつらそうですので、親ができることはあるでしょうか?
生活の乱れを正し、自律神経を鍛えましょう!
ご相談ありがとうございます。ママライターの亜依です。
低体温というと、寝起きがつらいというイメージがありますが、相談者様のお子さんはまさにその低体温のせいでつらい生活を余儀なくされているようですね。実は私の娘にも平熱が35.5度しかない子がいます。普段元気にしているのですが、低い体温のことがずっと引っかかってはいました。
今回は娘のためにも低体温について調べてみましたので、相談者様の参考にもなれば嬉しいです。

低体温とは?
どのくらい体温が低ければ低体温と呼ばれるのかについては、はっきりと決められていないのが現状のようです。小児の平熱は36.5度〜37度前後と言われていますので、36度未満の小児を低体温と言って差し支えありません。
低体温は怖い!
・遊ばずにじっとしている
・集中力に欠ける
・落ち着きがない
・すぐにカーッとなる
これらの原因の1つに低体温が挙げられます。最近の若者は無気力でキレやすいと言われますよね。どうすれば子どもの体温を上げることができるのでしょうか。
低体温の原因と対策
睡眠・食事・運動の3つがうまく構成されていないと、自律神経が乱れます。いくた小児クリニックの生田孝一郎院長によりますと、低体温の改善策は以下の通りです。
(1)早寝早起きをする
私たち、人間は生後4か月くらいから夜寝ているときに、成長ホルモンが集中的に分泌されるようになります。4~6歳ごろからは、寝ついてすぐ、深く眠っているときにたくさん分泌されます。
(2)3食キチンと食べる
朝食は睡眠中に下がった体温を高める役割があるので、絶対に抜かないようにしましょう。
(3)体を動かして基礎代謝を上げましょう
体温を作るために必要な運動量が昔に比べ減ってきているそうです。体を十分に動かして、熱エネルギーを作りましょう。
(4)冷暖房は程々にする
特にエアコンは自律神経機能を弱くし、その結果体温調整機能を低下させます。
(5)放課後は友達と仲良く遊ぶ
体温がピークになるのは、午後3時〜5時! その時間に体を動かすと良いそうです。
日常生活のリズムを整えてあげることで、お子さんの体温を上げることができるようですね。自律神経を鍛えることが大切なので、さっそく我が家でも実施したいと思います。
●ライター/亜依(ママライター)