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子供が挨拶できないのは親の影響? 挨拶を続けることの大切さとは

子供が挨拶できないのは親の影響? 挨拶を続けることの大切さとは

【ママからのご相談】
子どもが小学校に入学し、校長先生からあいさつの大切さのお話を聞きました。次の日から子どもにあいさつをすることを教えていますが、なかなか上手くいきません。何か、子どもがごく自然にあいさつできるようになる方法はないものでしょうか? よろしくお願いします。

a お子さんに“あいさつ”を教える前に……。

はじめまして。藤じゅんです。ご相談ありがとうございます。私自身はどうだったかを振り返りながら、一緒に考えていきたいと思います。

まず、ママ自身はちゃんと“あいさつ”をされていますでしょうか? ママが“あいさつ”をしない場合ほとんどと言っていいほど、お子さんも“あいさつ”できないのではないでしょうか?

なぜなら、幼少期の子どもは大好きなママの模倣から色々なことを吸収し、その言動を覚えていくからです。

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あいさつの効果

あいさつというのは、した方もされた方も気分が悪くなるものではないと思います。

例えば、普段ご自分にとってあまり良いイメージがない方がいるとしましょう。道端ですれ違った時にその方から、「おはようございます!」「こんにちは!」と声をかけられたら、どうでしょう? 貴女自身、無視をされますか? いいえ、無視しませんよね? 予想外の出来事が起きて自分自身でもビックリされていたとしても、自然と口から出てくるのではないでしょうか? 「おはようございます」「こんにちは」と。

そして、なんだか、その方へのイメージがとても良いものになってきてはいないでしょうか? たとえ、他の方にあまり良くない印象を持たれている方だったとしても、貴女にとっては違うはずですよね?

あいさつを続けることの大切さ

先日、東京都内のとある小学校の警備員さんにお話を伺ってきました。

この警備員さんは、子どもたちの登校時間から下校まで全ての生徒とあいさつを交わしているそうです。もちろん、先生方、その他来校される保護者ともです。

『あいさつの出来ないお子さんの親御さんは同じくあいさつしないんですよ! これ100%。だから私ね、この間あいさつの出来ないある一人の児童にこちらからわざと大きな声で「おはよう!」って声をかけ続けてみたんです。やはり、最初の1、2か月はずーっと下向いて私の前を通り過ぎて行きましたよ。でも、「おはよう!」と言い続けて3か月が過ぎるころだったと思います……。突然その子が自分から言ったんです! 「おはようございます!」と。いやぁ~本当に感動しましたよ。警備員続けていて良かったなぁ……と感じた瞬間でした』(小学校警備員)

素敵なエピソードですよね。

私はこの話を聞いて、「その子……本当はずっと“あいさつ”したかったんだ。ただ、ご家庭内でそういう習慣がなく、あいさつすることに勇気が必要だったんだ」と思いました。

まずはご家庭で、「おはよう!」

警備員さんのお話からも分かるように、やはりご家庭でのあいさつの習慣化は大切ですね。

家庭内での習慣がきっと外でのあいさつにつながると信じて、早速今日からご夫婦で、親子で、「おはよう!」と始めてみませんか?

●ライター/藤じゅん(カウンセラー)

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