まるでカホコ!? 遭遇してビックリした過保護エピソード4選
2014年7月24日 | よみものまるでカホコ!? 遭遇してビックリした過保護エピソード4選

女優・高畑充希主演の日本テレビ系ドラマ『過保護のカホコ』を視聴した方は、どのような感想を抱いたでしょうか?
親の過剰すぎる愛情と庇護のもと、何も疑わずに育った女子大生・根本加穂子(高畑)の姿に、「見ているとイライラする」と感じる人もいれば、「私も同じだ!」と共感する人もいるでしょう。
実際、ネット上では感想が「イライラ」と「共感」で二極化されているもよう。
また、中にはドラマを見て自分がいかに過保護に育てられたかを知り、「え、これっておかしいことなの?」と、世間とのギャップに驚愕する……という人もいるようです。
そこで今回は、過保護な親に育てられた人と遭遇してビックリしたエピソードについて聞いてみました。

(1)毎朝親がお弁当を作り、忘れたときは親が会社まで届けにきた
『前の職場にいた30歳の女性が、ものすごい過保護に育てられてるな〜と思いました。だって、お弁当は毎朝母親が作っている上に、お弁当を忘れたときにはわざわざ会社まで母親が届けに来たんですよ! 車で1時間かけて! オフィスの入り口に女性が立ってキョロキョロしていたので声をかけたら、「○○の母です。あの子、お弁当忘れて行ったので、届けに来ました。渡してもらえますか?」って……。ビックリしすぎて「はぁ……」としか言えませんでした』(40代女性/会社員)
これはまた強烈ですね。お弁当を忘れたからって、わざわざ1時間もかけて届けにこないですよね、普通は。小中学生じゃないんだから……。
でも実家暮らしの場合、社会人になっても母親にお弁当を作ってもらっているという人は意外と多いようです。
結婚してから、子どものお弁当が必要になったとき、果たして自分で作ることができるのでしょうか? 人ごとながら心配になってしまいます。
(2)会社に休みの連絡を親がしてくる
『うちの職場にもいますよ。20代後半の女性ですが、体調不良で休むときに親が電話してくるんです。最初は親から電話が来て何事かと思ったんですが、「風邪をひいたようで、悪化すると困るので休ませます」とのこと。電話を受けた私が上司に報告すると、オフィス中がザワついてましたね』(30代女性/会社員)
親から子どもの体調不良の電話が入るなんて、よほどの大病か大ケガかと思ってしまいますよね。
自分の欠勤連絡くらい自分でするのが当然だと思いますが、過保護に育てられていると、そういった常識もわからなくなってしまうようです。
(3)社会人になっても親からお小遣いをもらっている
『私の友達は、働いているのに未だに親からお小遣いをもらっています。実家暮らしですが家に生活費を入れているわけでもなく、お給料は毎月使い切ってしまい、それでも足りないと親がくれるそうです。すごいお金持ちって感じではないと思うんですが、まあ、余裕があるからできることなんでしょうね。私なんてお小遣いどころか、実家に仕送りしてるっていうのに……』(20代女性/公務員)
これは羨ましいですが、子どものためにもならない気がします。結婚して独立したとき、家計の管理はきちんとできるのでしょうか?
お金持ちなら話は別ですが、そうでない限り金銭管理がしっかりできないと、将来必ず苦労することになります。
(4)魚の骨をとってもらわないと食べない
『うちの旦那が超過保護に育てられたタイプです。ビックリしたのは、お湯すら自分で沸かしたことがなかったこと。やけどしたらいけないからって母親に言われていたそうです。しかも、魚の骨を私にとってと言ってきたんですよ。魚は母親が骨をとったものが食卓に出ていたそうで……呆れました。というか、恐怖すら感じました(笑)。カニも殻から身を出してあげないと食べないし、甘栗も手が汚れるからって私にむいてもらわないと食べない。私がいろいろ世話を焼くのが好きなタイプじゃなかったら、すぐ破綻してたでしょうね』(20代女性/専業主婦)
これはすごいですね。そんな人もいるんですね。過保護というのかマザコンというのか微妙なところですが……私だったらムリです。
こういったことを許してくれる奥様だからこそ成り立っているというか、許してくれる女性だからこそ結婚したのかもしれないですね。
いかがでしたか? あなたの周りにも同じような人がいないでしょうか?
子どもを溺愛するがゆえに過保護になってしまうのはわからなくもないですが、過保護に育てることによって、子どもが将来困ることにもなりかねません。
何でも親が手取り足取りやってあげていたら、子どもは自分で何も考えなくなってしまいます。すると、社会に出たとき、結婚したときに大きな苦労をすることになるのです。
親は子どものためを思うのであれば、自分で考え、自分で行動する力を身につけさせる必要があります。
自分も子どもを過保護に育てているかもと心当たりのある方は、少し考え直してみたほうがいいかもしれません……。
●文/パピマミ編集部