ため口で接客!? 美容師にイラッとした体験談&失敗しない店選びのコツ
2014年7月14日 | よみものため口で接客!? 美容師にイラッとした体験談&失敗しない店選びのコツ

日本全国に約23万軒あり、コンビニよりも3倍近く店舗数があるといわれている美容院。
それだけ需要があり、私たちの生活に深く根付いているということでもありますが、これだけ数が多いと当然サービスの質もピンキリになってきます。
皆さんもこれまで通ってきた美容院の中で「あれはヒドい美容師だった!」という経験をしたことはありませんか?
ということで今回は、周囲の人たちに聞いた「美容師にイライラした体験談」をご紹介します!

(1)希望の髪型を否定してくる美容師
『前の美容室にすっごい失礼な美容師がいました。私が希望の髪型を告げると、「お客さん、それはダメですよ」って言ってきたので、「なんでですか?」と聞いたら「それじゃ昭和の女になっちゃいますよ(笑)」とバカにしてきたんです。
私はいつもその髪型にしてたので、とてもショックでした。髪型なんてそれぞれの好みなんだから、客の要望に応えるのがプロでしょ? 「昭和の女」ってその人の価値観だし、なんでバカにされないといけないの? とイライラしてその店には二度と行きませんでした』(38歳女性/営業)
プライドが高いのか、客商売ということを分かっていないのか、自分の価値観を押し付けてくる美容師っていますよね。
これがたとえば「丸坊主にしてください」と頼まれたなら拒否する気持ちも分かりますが、普通の髪型を希望した客に対して小馬鹿にするような発言をするのはプロとして絶対NGなはず。
向こうは善意で言ってくれたのかもしれませんが、そもそもその人の感性が正しいのかも分からないし、お金を払って「この髪型にしてください」といった客に「ダメです」と言ってのけるのも非常識です。
この方がお店を変えたというのも納得できる話ですね。
(2)ワックスありきで仕上げる美容師
『前に通っていた美容室の話です。その店はとてもオシャレな雰囲気で美容師の方も気さくな感じだったので、店自体は結構気に入ってました。でも、私を担当した美容師と相性が悪かったです。というのも、その美容師はなぜか“ワックスありき”で髪型を仕上げるのです。
髪を切り終わったら「ワックスつけたらもっとカッコよくなりますから!」と言ってくれるのですが、ワックスを付ける前はへんてこに見える髪型で、鏡で見るとフォルムがナスのようでした。そもそも私はあまりワックスを使いませんし、それありきで髪を切るのってどうなんですか? 普段からワックスを使っている人にはいいかもしれませんが、私としては最悪でした』(37歳男性/販売)
これもイラッとするエピソードですね。
普通の美容師であれば、ワックスをつけていない状態でも整った髪型にしてくれるものですが、中にはワックスをつけないと変に見える髪型に仕上げる人もいるようです。
この美容師は、最初に普段のセットの様子を聞くこともなく、自信満々といった感じで髪を切ってくれたそうです。しかし、仕上がった髪型を見ると明らかに“散髪に失敗した人”という感じでひどく落ち込んだそうです。
ワックスありきで髪を切る美容師には要注意ですね。
(3)ため口でしゃべりまくってくる美容師
『今行ってる美容室の人がため口で話してくるのでイラッとします。私は髪を切られているとき雑誌を読むかスマホをいじるかして静かに過ごしたいタイプです。でも、担当の美容師、といってもなぜか勝手に担当みたいになっているんですけど、その美容師はため口でなれなれしく話しかけてきます。
しかも、べらべらとマシンガントークで休む暇もないといった感じです。腕は良いので我慢してるのですが、そろそろお店を変えようかと悩み中です』(28歳女性/事務)
ため口で話しかけてくる美容師、いますよね。
長年通っていて付き合いも長い関係なら許されることもありますが、この方の場合は初日からいきなり「髪、どうしよっか?」とため口だったそうです。
髪を切られている最中もスマホや雑誌に集中して、露骨に“話しかけるなオーラ”を出しているにもかかわらず、そんなことはお構いなしに話しかけてくることも苦痛だそう。
中にはおしゃべりを楽しみたい人もいるので相性の問題ではありますが、嫌がっている相手におしゃべりを押し付けてくるのはプロの接客とは言えませんね。
美容院で嫌な思いをしないために
せっかくお金を払っているのに、嫌な美容師のせいで気持ちをリフレッシュさせるどころかストレスを抱えて帰宅……という事態は避けたいですよね。
美容院選びで失敗しないコツとしては、まず競争率の高い“繁華街の美容院”を選ぶことです。
人口の多い繁華街では、当然競合相手もたくさんいますから、質の良いサービスを提供できない美容院はつぶれてしまいます。
そのため、繁華街でも長く続いている美容院はそれだけ支持されているということでもあります。そういうお店を選びましょう。
また、店の外観が自分の好みとマッチしているかもチェックしたほうがいいです。
店の外観はたいていその店のコンセプトを表現していますから、気に入らない店構えであるなら避けた方がいいでしょう。
美容院で静かに過ごしたいという人は、事前に「どのように過ごしたいか」というアンケートを取ってくれるお店を選ぶといいです。
「静かに過ごしたい」と回答した場合、美容師の方もそれに合わせて落ち着いた接客をしてくれます。
いかがでしたか?
他にも新規客へのクーポンを長く配っていたり、使用期限が極端に短いクーポンを配っていたりするお店も要注意(固定客がついていない可能性が高い)、など気をつけるポイントはいくつかあります。
本来、美容院はお金を払って心身ともにスッキリする場所です。変な美容師につかまって嫌な思いをしないためにも、お店選びは慎重にしたいですね。
●文/パピマミ編集部