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食品ロスを減らす! 家にある食材の「賞味期限」を把握する方法

食品ロスを減らす! 家にある食材の「賞味期限」を把握する方法

【女性からのご相談】
40代主婦です。私はあまり片付けが得意ではありません。主人からは、「冷蔵庫いっぱいの食料や、賞味期限切れのものくらいどうにかして欲しい」と言われ、夫婦ゲンカに発展することもしばしば……。何か良い方法はありませんか?

a 何より大切なのは、家の食材を把握すること。

こんにちは。片付けパーソナリティあさがみちこです。

私のお客様のご家庭でも、ご相談者様のご家庭のように、意外と男性の方が賞味期限などに敏感な場合が見受けられます。ご相談者様は、今冷蔵庫の中にある食材を把握できてますか? これを機に、今一度全て確認してみませんか?

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冷蔵庫と食材ストックは“8割収納”を目処に

まずは冷蔵庫。口に合わなかったドレッシングやジャム、お土産で頂いた手つかずの佃煮、使うかもしれないと何年も置いてある醤油などの小さなパック……。これらはこの先使いますか? 賞味期限は大丈夫ですか? 萎びて食べられない野菜や、いつ冷凍したかも忘れてしまったご飯なども要チェックです。

さらに、食材ストックも見直してみてください。特売でたくさん購入した調味料や、レトルト食品の賞味期限はどうですか? その存在自体を忘れていませんでしたか?

上記のような賞味期限切れや、もう食べないモノは思い切って処分してください。こうして1度整えると、どんな食材があるか把握でき、“また買ってしまった!”という多重買いも減り、賞味期限前に使い切ることができます。

冷蔵庫の中や食材ストックは把握できる量に。大体、“8割収納”を目指しましょう。きっとご主人も納得してくれるはずです。

あえて高価なモノを購入する

特売に弱く、賞味期限切れをすぐに生み出す人におすすめの方法です。

私も主婦なので、変わった食材や調味料、スーパーの特売などを見ると、つい購入したくなる気持ちは分かります。そういう方は、いつもより高価な食材や調味料を購入してみてください。

安いから買わないともったいない! から、高いから使わないともったいない! という考えにシフトするのです。そうすると、いつもより値が張るため、つい大量買いすることも無くなり、いいモノを購入したから使いきらなくちゃ! という意識が働き、食べずに処分するという何よりもったいない行為がぐっと減ります。

他人事ではない日本の食品ロス事情

話は逸れますが、“食品ロス”をご存知ですか? 作り過ぎて食べ残された料理や、冷蔵庫などに入れたまま賞味期限切れになってしまった食品、皮を厚く剥きすぎたり、“脂っこいから”と調理せずに取り除いた部分など……。所謂、“本来食べられるはずなのに廃棄される食品”を指します。

日本では、年間1700万トンの食品廃棄物が排出されています。その内、食品ロスは年間約500~800万トン。日本人1人当たりに換算すると、おにぎり1~2個を毎日捨てている計算だそうです。

この内、家庭の食品廃棄物は1012万トン、食品ロスは約200~400万トンです。さらに、その食品ロスの中の22.2%は手つかずの食品廃棄物で、その内訳を見ると賞味期限前に捨てられてしまった食品は4分の1もあるんです。何とももったいない話ですよね。


食材や食品ストックを意識して、食品ロスを減らしていきましょう。旦那様との関係が改善されることを願っています。

【関連リンク】
平成21年度食品ロス統計調査 | 農林水産省

●ライター/あさがみちこ(片付けパーソナリティ)

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