家事をまとめてやるor外注する? 忙しいワーキングママの休日の過ごし方2パターン
2014年7月7日 | よみもの家事をまとめてやるor外注する? 忙しいワーキングママの休日の過ごし方2パターン

【ママからのご相談】
今春から復職した、1歳の子どもがいるワーキングマザーです。平日はフルタイムで働いているため、休日くらいゆっくり過ごしたいのですが、実際は家事と育児でフル回転。肉体的にも精神的にも疲れてしまいました。今の生活を改善する必要性を感じているのですが、他のワーキングマザーは、休日をどのように過ごしているのでしょうか。
「1週間分の家事をまとめてやる」派と、「時間をお金で買って休む」派に分かれる。
平日のフルタイム勤務で保育園にお迎えに行った後は、夕食作り、お風呂、洗濯、寝かしつけ、翌日の保育園の持ち物準備等、第2の激務が待っています。
休日には、パパもママもゆっくり休みたい。けれど、「休日にもやることがいっぱい!」という状況。私も同じです。
世の中のワーキングマザー(以下、WM)は、どのような休日の過ごし方をしているのか。2つの典型パターンに分け、それぞれのメリット、デメリットを考えてみました。

パターン1「休日は1週間分の家事をまとめてやる日」というWM
「共働き夫婦なので、家事は休日に家族でやる」パターン。時間の殆どを家事に費やします。
洗濯は1週間分をまとめて行い、タオルも下着も1週間分ストック。
食事の支度は、1週間分の献立を考え、メイン料理や常備菜を作り置き。当日の食事も、それら作り置きメニューと同じものを摂ります。
メリット
・外注しないので、人件費がかからない
・子どもに家事を覚えさせられる
・自分達で手作りしたものが食べられる
デメリット
・時間の大半を家事に使う
・休む時間が無く、精神的に疲労する人もいる
休日も家事に育児と頑張り過ぎて、「燃え尽き症候群」に陥るワーキングマザーが多くいます。
うつ病にならないための知識のホームページによると、燃え尽き症候群とは、『慢性的で絶え間ないストレスが持続すると、意欲を無くし、社会的に機能しなくなってしまう症状』のことを言います。
意欲的に仕事に取り組み、家事や育児にも一生懸命になれば、こういった症状が現れる人もいます。
パターン2「休日は家事を休んでリフレッシュする日」というWM
「家庭と仕事の両立を継続していくため、敢えてリフレッシュ時間を設けている」パターン。
例えば、「休日は殆ど家族で外出している」「土曜日の午前中はカフェでゆっくり読書」「日曜日の昼間は○○教室へ」「友人とランチ」等。このような時間のゆとりが確保できるのは、パパの協力が大きく、「家事を外注」できることもポイント。
「外食を増やし、食事作りと片付けから解放される」または、「掃除や洗濯は家事代行サービスを利用」して、「時間をお金で買う」ことを実践しているのです。
メリット
・どこかへ遊びに行く等、リフレッシュする時間を確保できる
・上記により、精神的な余裕が生まれる
デメリット
・外注費用等の出費がかさむ
・パパ、ママの手作りではなく、他者が作った食事を摂ることが多くなる
どの家庭も、上記の2パターンのうち、どちらかに傾いていると思います。メリット、デメリットを考慮した上で、どちらにシフトするかは、それぞれの家庭の事情と好みです。
それにしても、「時間の確保」はワーキングマザーの永遠の課題ですね。