子どもに悪用させない! スマホに安全フィルターがかかるアプリ4選
2014年7月7日 | よみもの子どもに悪用させない! スマホに安全フィルターがかかるアプリ4選

【ママからのご相談】
私のお下がりのスマートフォンを、小5の息子のおもちゃにしようと思っています。しかし、無限にゲームをしたり、見て欲しくないページにアクセスすることを考えると、やはり、与えない方が良いのでしょうか。ゲーム機を買うよりは安上がりですし、悩んでいます。
保護者がしっかり管理して、上手な付き合い方を一緒に学びましょう。
ご相談ありがとうございます。ママライターの*SARASA*です。
スマートフォンには無料で遊べるアプリがたくさんありますが、一方では、無料で遊べるけれど、課金できるシステムのものがあります。また、見せたくない情報もネット上にはありますし、分別の付かないお子さんのすぐ手の届くところに置いておくには、少し心配です。
自由な時間がたくさんできる夏休みも目の前。今しかできないことを有意義に楽しんで欲しいものです。

スマートフォンをお子さんに使わせる時、ダウンロードしておくと便利なアプリをご紹介します
(1)まもるゾウ(Android:無料)
曜日ごとに使用時間が設定でき、使用時間を過ぎると、指定の機能が一切使えなくなります(メールやラインの受信はしますが、使用時間まで見ることはできません)。その他、保護者指定のアプリ以外を使用させない機能や、電話の発信先/着信元制限といった機能も。これらはパスワードで管理されているため、お子さんが勝手に解除することはできません。
(2)ノートン オンライン ファミリー(Android:無料)
お子さんが訪問したウェブサイトを、保護者が全て閲覧することができます。また、47種類のカテゴリの中から禁止カテゴリが選択でき、禁止カテゴリを検索した場合、画面は遮断され、保護者のアドレスに通知メールが送信されます。いくつもの端末を1つのアカウントで管理できるので、家族が多い方にもおすすめです。
(3)i-フィルター for iOS(iPhone:3日間無料 1年間365日/3800円 2年間730日/6100円)
曜日や時間帯ごとに使用時間設定ができ、67種類のカテゴリの中から、「見せても良いカテゴリ」「見せたくないカテゴリ」を選ぶことができます。掲示板やチャット、ブログなどへの書き込みを禁止する機能もあります。
(4)Yahoo!あんしんねっと for SoftBank(Android・iPhone:無料)
フィルタリング機能が付いており、ヤフーキッズモード、小学生モード、中学生モード、高校生モード、高校生モード+EMA認定サイトの設定ができます(例:閲覧不可、有害・不適切サイト、ウェブメール、掲示板、ウェブチャット、ブログ、ショッピング)。
その他、保護者の判断で、アクセスの許可及び禁止をするサイトを追加できます。また、閲覧をブロックされたページについて、お子さんから保護者へアクセス許可のお願いができる機能がついています。
EMA認定サイトとは、EMAが、青少年の発達段階に応じた主体性を確保しつつ、違法・有害情報から保護し、モバイルコンテンツの健全な発展を促進する機関です。
(番外編)iPhone本体のペアレントを使う
本体のデバイスで機能制限 (ペアレンタルコントロール) を有効にし、適用します。そうすると、iPhoneの機能を制限したり、アプリを起動させないようにすることができます。
「設定」→「一般」→「機能制限」とメニューを選択し、Safari、カメラ、Facetime、iTunes Store……と並んでいますので、使わせたくないものはOFFにします。ムービーやアプリは、R15など、年齢によるレートを設定できます。また、App内での購入をOFFにすると、課金はできません。
幾つかご紹介させていただきましたが、これらのアプリは万能ではありません。抜け道はいくらでもあるのです。
アプリを入れたからといって安心せず、まずはお子さんと、何をどのように使用するのか、どんな危険があるのかをよく話し合い、家庭でのルールを作りましょう。
【関連コラム】
・子供にスマホを持たせる前に親がすべきこと4つ
・「スマホ18の約束」に学ぶ、子どもにスマホを持たせる親の心得
・初めて子どもに携帯を持たせる時の注意点3つ
●ライター/*SARASA*(ママライター)