冷めた夫婦関係をラブラブに戻す妻のコミュニケーション術3つ
2014年7月1日 | よみもの冷めた夫婦関係をラブラブに戻す妻のコミュニケーション術3つ

【女性からのご相談】
恋愛の末結婚して、7年目を迎えようとしています。ここ数年は仕事が忙しくなり、家庭のことは私任せ……更に夫からの愛情も感じられず、自分自身が家政婦に思えてきました。結婚前と同じにとは言いませんが、夫との間に何か愛を感じたい今日この頃です。
そんな夫との間に何か、心満たされるコミュニケーション術があったら教えて下さい。
彼女から、妻になったら……。
はじめまして、こんにちは。藤じゅんです。お気持ちお聞かせ頂きありがとうございました。
恋愛の末のご結婚、うらやましい限りです。お幸せでしょうね。そんな2人がご結婚され、年月を経ると、恐らく一緒にいることが当たり前になってしまっているのでしょう。
これは、よく見られる現象と言っても過言ではないような気がします。
ここでは夫に要求するのではなく、妻である貴女がどんなアクションを起こしたら、夫であるご主人の心に新しい風を吹きこむことが出来るのかを、微力ではありますが私も一緒に考えながら、少しばかりご提案させて頂きますね。

(1)帰宅したら「お疲れ様」の一言を
職場では当たり前のように交わされるはずの、「お疲れ様です」最近は、職場でもこの一言が言えない女性社員が増えているというお話を聞きました。
それだったら、家庭で、妻である貴女が声をかけてみませんか?
「お疲れ様」と、貴女の優しい声にご主人はフッと表情が柔らかくなることでしょう。
(2)普段貴女がしないようなことをしてみる
これは、何でもよいのです。外見的なことでもよし、言動でもよし、と色々思いつきますね!
ここで注意したいことは、「出来るだけオーバーアクションに」そして、「可能な限りご主人をドッキリさせる」「必ず気付いてもらえるもの」ということ。
気付かれなかったら、この作戦は失敗になってしまいます……。
是非、色々とアイデアを出して下さいね。
(3)家庭内にホッとできる居場所を作ってあげましょう
世の中10人中10人の夫が家庭に「安らぎ」を求めていることは、過言ではないような気がします。
対照的に妻である貴女が忙しい家庭内に「安らぎ」を求めることは難しいかもしれませんが、家庭内における様々な運営の主導権は貴女がもっているはず!? ですよね。
帰宅した夫を上手に導き、心地よい睡眠が取れるように誘導してあげましょう。
ありのままの姿を見せて、受け入れる
現在、映画市場において、大ヒット記録を更新し続けているアニメーション映画はご覧になりましたか?
映画を見なくとも、主題歌を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
この主題歌のメロディは多くの人々の耳に残り、口ずさんでいる子供をよく見かけます。実は、私もときどき口ずさんでしまいます。
面白いことに私の夫は替え歌を自分で作詞し、歌っています。
夫婦はお互い、この歌詞の内容にもあるように「ありのままの姿を見せる」ことが基本ではないでしょうか?
そして、その「ありのままの姿」を受入れ、手を差し伸べる、そうすることによって、コミュニケーションは増えていくはずです。
結婚式の誓いの言葉にあるように「健やかなる時も病める時も……」お互いの「ありのままの姿」を受け入れ生きていく。
あの時の幸せいっぱい、愛いっぱいの頃を思い出してみて下さいね。
これらのことはアメリカの著述家ジェリー・ミンチントン氏の著書『うまくいっている人の考え方』の中では、
『感謝の言葉や褒め言葉はすぐ口にする』
『感謝の言葉や誠実な褒め言葉は、相手だけでなく自分も前向きな気分にする』
『相手を大切にする』
と記されています。
この考え方をベースにすると、色々なアイデアが浮かんできそうですね。
「許し合うこと」で夫婦の絆は深まる
恋人同士の時は許せたのに、夫婦になったら許せなくなったこと、何かありますか?
恋人同士だった頃、2人の追い求める形は「結婚」で、夫婦になったら一体何を求めているでしょうか?
それぞれの夫婦で細かな内容は違うのかもしれませんが、その中には「尊敬と信頼と安心」が隠れていると思います。
家庭内においては、切り盛りの中心である貴女が、ご主人との関係を楽しく過ごせるヒントをたくさん持ち合わせているかもしれませんね。
「不満」と「文句」この2つは、ご主人との間で避けたいことです。「許し」と「受け入れ」がキーポイント!
このことを思い出すことが出来れば……きっと、いつまでも新鮮な夫婦関係が続くことでしょう。
とにかく「会話」をしましょう! 「うん」「そうだね」だけでもいいですから……。
【参考文献】
・『うまくいっている人の考え方』ジェリー・ミンチントン・著
●ライター/藤じゅん(カウンセラー)