重曹とお酢を使って赤ちゃんのおもちゃをお手入れする方法
2014年6月20日 | よみもの重曹とお酢を使って赤ちゃんのおもちゃをお手入れする方法

【ママからのご相談】
もうすぐ7か月の子どもがいます。いろんな物をなめるようになりました。おもちゃやぬいぐるみ類も、ミルクがついたり舐めちゃうのでだんだん、汚れてきました。きれいにしたいけれど、洗剤を使って拭くのはちょっと怖い気がします。
重曹とお酢を使ってきれいにしよう。
ご相談ありがとうございます。ママライターの*SARASA*です。
赤ちゃんは、手先の感覚よりも口の方が先に発達します。そのため、口に入れることで脳に刺激をおくり、外の世界を知るのだそうです。
また、何でも口に入れることで、多くの菌と接触し、これから生きるための免疫力としているのではないかとも言われています。
赤ちゃんは手や指、絵本やおもちゃ、カバンにスリッパまで目につく物を、なんでもなめてしまいます。きれい、汚いの意識はまだないので、これは仕方がないこと。
でも、健やかな成長のため、無理に止めるわけもいかないし……。赤ちゃんがなめても安心なお掃除をご紹介します。

重曹とお酢を使う
「重曹」とは、炭酸水素ナトリウムのことです。あめ玉の中に、シュワシュワするものが入っていることがあります。あの粉が重曹です。ベーキングパウダーとして、山菜のアク抜きにも使われる食品添加物です。
「食酢」とは、お料理に使うお酢のこと。重曹を使ったあと仕上げに用いると、残った重曹を中和させる働きがあります。
プラスチック製のおもちゃの掃除
【用意するもの】
・重曹ペースト……重曹3(水1の割合でねったもの)
・重曹水……水100ml(重曹小さじ1杯をよく降って混ぜ合わしたもの)
・酢水……食酢1(水5で合わせたもの)
(1)汚れの酷いところは重曹ペーストを塗りつけ、磨きます。
(2)他の部分は、重曹水を吹き付け汚れを落とします。最後は酢水で仕上げ拭きをしましょう。
木製のおもちゃのお掃除
【用意するもの】
・酢水……酢1(水5で合わせたもの)
汚れを拭き取る布に、酢水をつけ汚れを拭き取ります(ペンキをした部分は、塗装が剥げてしまうことがあります。確認してからお使いください)。
ぬいぐるみ、その1
【用意するもの】
・重曹
アンティークや特殊なものは、クリーニング店へ相談を。
(1)ぬいぐるみをポリ袋に入れ、少量重曹をふり入れよくシェイクします。
(2)しばらく、時間をおいて汚れがとれたら、掃除機で重曹を吸い取り、クリーニング完了です。
ぬいぐるみ、その2(洗えるもの)
【用意するもの】
・おしゃれ着用洗剤
ぬいぐるみについたタグを見て、洗えるマーク(洗面器や洗濯機のマーク)があれば、水洗いができます。お天気のよい日を見計らって洗ってみましょう。
(1)ぬいぐるみに付いた、リボンや飾り類は外しておきましょう。
(2)汚れの酷いところには、予めおしゃれ着用洗剤をつけて、たたき洗いをします。
(3)洗濯ネットにぬいぐるみを入れて、洗濯機の手洗いコースで洗います。
(4)洗い上がったら、風通しのよい所で吊るし干しを。毛のブラッシングは、完全に乾く前に行いましょう。
酢水は、フローリングの床をきれいにする時にも使えます。汚れが目立つときは酢水でお掃除を。
絨毯は、重曹を振りまき掃除機でそれを吸い取ります。汚れの酷いところは、重曹ペーストを塗り、酢水で拭き取ればきれいに。
畳の汚れは、固く絞った雑巾で水拭きを。汚れの酷いところは、酢水でふき、最後は乾拭きします。
赤ちゃんにも安心なお掃除は、私たちにも安全な生活なのかもしれませんね。
●ライター/*SARASA*(ママライター)