ストレスに強いママになる! 子どもへの心配事を解消するコツ4つ
2014年6月19日 | よみものストレスに強いママになる! 子どもへの心配事を解消するコツ4つ

【ママからのご相談】
小学校に入学してから、娘のことが気になって仕方がありません。「ちゃんと勉強に付いて行っているだろうか?」「仲の良いお友達はいるのかしら?」「集団の中でちゃんと輪に入れているのだろうか?」等の心配事が、次から次へと頭の中をかけめぐってきます。
そして、必要以上に娘に根掘り葉掘り色々なことを聞いてしまうのです。こんな、心配性な自分に疲れてしまいます。
安心して娘のことを見守れる母親になるためにはどうしたらよいのでしょうか? 何かお知恵を下さい。よろしくお願いします。
まずは、ママ自身の気持ちを切り替えましょう!
はじめまして。こんにちは! 藤じゅんです。
お母さんたるもの、子どもが心配なのは当たり前です。お子さんのことを心配しない親はいないと思います。ですから、心配はしていいのです。
ただ、ご自分の心配事をお子さんへ必要以上に投げかけてしまうことは、今後のお子さんの成長に影響がでるかもしれません。それでは、一体どの様に心配事を解消していくと良いのか、具体的に考えてみることにしてみましょうか。

(1)一人でいる時間は、母親業を休憩してみる
お子さんが学校に行かれている時は、お母さんも自由な時間を得ることができます。
もちろん、家事等お忙しくされていることもあると思います。でも、合間合間の時間に妻か女性である一面を大切に変身してみませんか? どんなことでもいいのです。髪型をかえるとか、ご主人に「元気?」ってメールを送ってみたり……。
5分、いや10分でもよいので、お子さんのことを忘れてご自分中心の時間を過ごしてみてください。多少の自分勝手やわがままもウェルカムですよ!
少しずつ、お子さんのことを考えてしまう時間を減らしてみましょう。
(2)お子さまにはシンプルな問いかけを
お子さんにどうしても聞きたいことがある場合は、お子さんへの質問内容を出来るだけシンプルにすることを、心がけてみましょう。
例えば、「○○は学校で、何が一番楽しかった?」「給食のメニューは?」「今日は学校でいつもとかわったことはあった?」等が挙げられますね。
それ以上掘り下げて聞きたくなったとしても、ぐっと我慢を。必要あればお子さんからお話してくることでしょう。
母親は、お子さんが何でもお話できる安心した家庭の雰囲気を大切にしたいですね。
(3)どんなに心配でもお子さんの交友関係に押し付けはタブー
このことは、小学校高学年のお母さんに良く見られる傾向があるのですが……。
「あの子と遊んじゃダメ」「この子と一緒にいるとあなたまで悪い子に見られるわよ」「あの子はいつも問題を起こしているから、他のお母さんもお付き合いしない方がいいと言っているわ」等の内容は絶対に口に出さない方が良さそうです。
なぜって、お友達のことはお子さんが一番よく分かっていることだからです。
お子さん自身の意思でお友達を選ぶ力、大切にしてあげてくださいね。事柄によりけりですが、例えそれでお子さんが良い選択が出来なくとも、お子さんはそこから、人間関係の距離を学ぶことでしょう。
人間同士の対話がツールを通して行うことが多くなってきた現代だからこそ、幼稚園・小学校でのコミュニケーションを大切にしてあげたいですよね。
(4)ストレスに負けない大人に
ストレスに強いお子さんに育てるためには、ママもストレスに強くならなければなりません。
ジャーナリスとの清水克彦氏によると、お母さんの子どもに対する接し方のコツは3Mであり、その必要性を教えてくれています。
・「待つ」
・「任せる」
・「見守る」
が、それにあたります。
少し強い表現かも知れませんが、何か言われても、「だから何?」と切り返すことができるくらいになるとと良いかもしれないですね。
是非お子さんと一緒に、ママ達も心を鍛えてみませんか?
●ライター/藤じゅん(カウンセラー)