妻が夫に求めている「理想のイクメン像」とは?
2014年6月16日 | よみもの妻が夫に求めている「理想のイクメン像」とは?

【パパからのご相談】
妊娠8か月になる妻がいます。最近、妻が“イクメン”という言葉をよく使うようになりました。どうやら私にもイクメンになってほしいようですが、第一子ということもあり、何を求めているのか今ひとつよく分かりません。女性の求める“イクメン”とは、一体どういうものなのでしょうか。
“イクメン”ってなんだ?
ご相談ありがとうございます。ママライターのマフィーです。
奥様が第一子を妊娠中とのこと、待ち遠しいですね!
さて、数年前からよく使われるようになったイクメンという言葉。「育児を積極的にする男性」を指す言葉だということは理解していても、いざ「自分がイクメンになる」と考えると、頭にクエスチョンマークが……という方も少なくないはずです。

女性が思うイクメン像
では、女性が思う「イクメン」とはいったいどのような男性のことなのでしょうか。
株式会社マインドシェアの「イクメンに対するママの意識調査」によると、約45%のママが、「子どもとの時間を大切にし、家族と一緒にいることを最優先するパパ」、約30%のママが、「ママの気持ちを理解し、いたわりと感謝の気持を持っているパパ」が「理想のイクメン」だと答えています。
女性は必ずしも、「育児・家事負担の軽減」を男性に求めているわけではないことが、この調査結果から見えてくるのではないでしょうか。
母親となった妻が求めること
女性は妊娠、出産を経て、母親としての大きな役割が増えます。
妊娠中はおぼろげだった子供の存在がリアルになると、思ってもみなかった心境の変化や、自分でも嫌になるほどの心の余裕の無さに直面する出来事に、いくつも出会うことになります。
そんな中、やはり一番の支えになるのは旦那様。
だからこそ、言葉や行動で、困っている自分を救ってくれることを期待しています。
前述の調査では、「ママと同じだけ家事も育児もこなせるパパ」を求めているママは約11%。この数字を、多いと見るか、少ないと見るかについては個々様々と思いますが、少なくとも大多数のママは、「育児と家事をしてくれること」だけ、をイクメンの定義として考えてはいないということですよね。
女性であり妻であり母親である
「家庭」という一つの場で、いくつもの役割を持たなくてはいけない女性にとって、気持ちの切り替えは思ったより難しいものです。
ですが、どの顔のときでも、大事にされていることを実感したいということは同じ。自分を、家族を、子供を、何よりも大事にしていると思わせてくれるパパを、どんな女性も求めているのではないかと思います。
●ライター/マフィー(ママライター)