生後○日目から搭乗OK? 赤ちゃんと飛行機に乗るママの心構え
2014年6月11日 | よみもの生後○日目から搭乗OK? 赤ちゃんと飛行機に乗るママの心構え

【ママからのご相談】
生後2か月になる息子がいます。息子が産まれるまで、毎年一度は海外旅行をしていました。生後どれくらいから飛行機に乗せても大丈夫なのでしょうか。
なんと、航空会社の規定では生後8日目以降から。
ご相談ありがとうございます。ママライターのbluegreyです。
驚かれるかもしれませんが、例えば日系の航空会社を見てみると、なんと、生後8日目以降の赤ちゃんは搭乗可能という定めになっています。
実際に私が息子を出産した際、産科の医師に確認したところ、「母体の状態にもよるため、生後約一週間での長距離移動はお勧めしませんが、赤ちゃんの身体的なことに限って言うなら、可能は可能です」とのことでした。
また、離着時に耳の器官に負担が掛かるため、母乳やミルク等を飲ませるといい、などとはよく言われていることですが、これも実際は、わざわざ寝ている子を起こしてまで与える必要はないとのこと。
昔と違い、最近は航空機の機体自体が改善されて、機内での気圧の変化等が極端に抑えられているからだそうです。

お母さんがリラックスすること
では、実際に搭乗する際、どんなことに気をつければいいのでしょうか。
私自身が日本で里帰り出産をした後、生後5週間の息子を連れてイギリスに戻ってくることになった時、産科の医師に言われたことは、「フライト前にお母さんが充分に休息を取って、なるべくリラックスすること。お母さんの緊張は赤ちゃんに伝わってしまうし、母乳の出をいつも通りよくするためにも一番大切」でした。
そうは言われても(わかってはいても)、夫と二人とても緊張しました。
そんな不安も見事に杞憂に終わり、フライト中はずっと夫の胸の上で寝ているか、私が授乳しているかで無事に終わりました。その後、だんだんと大きくなる息子と何度か日本への里帰りを経験していますが、その度に生後5週間だった初フライトが一番楽だったね、と話しています。
着替えは多めに!
少しでも不安を取り除くためには、荷物の準備は入念にしたいですね。
オムツなどの消耗品は、言われなくとも多めに準備されると思いますが、赤ちゃんの月齢が小さいほど、着替えは少しでも多く用意されることをお勧めします。
気圧の変化を多少感じてか、機内での頻回授乳のせいか、慣れない機内のトイレでのオムツ替えのせいか、はたまた全部か、いつもよりオムツ漏れが多くなりがちです。機内で赤ちゃんが快適に過ごせるように、温度調節が出来るという点でも着替えは多めに用意しましょう。
ちなみに機内のトイレには、簡易ですがオムツ替え台があります。またバシネットと呼ばれるベビーベッドは、航空会社によって利用出来る身長と体重の制限がありますが、事前にリクエストしておくと安心です。
赤ちゃんも、ご家族も、周りの乗客の方も含め素敵なフライトになりますように。
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●ライター/bluegrey(ママライター)