“一緒に”がキーワード! 父の日に喜ばれるプレゼントと贈り方3選
2014年5月30日 | よみもの“一緒に”がキーワード! 父の日に喜ばれるプレゼントと贈り方3選

6月が近づいてくると、頭が痛い案件があります。それは「父の日のプレゼント選び」。
パピマミ世代の父親ともなれば、一通りのモノは既に持っていますよね。それでも父の日は毎年やってきます。もう贈り物のネタだって尽きていませんか?
だからって、現金をあげるのはあまりにも味気ないもの。みんないったい何を贈っているのでしょうか?
そこで今回は、父の日のプレゼントについて考察します。定番プレゼントも、贈り方ひとつでグッと喜び度が上がるようですよ。

(1)お酒なら、一緒に飲んであげよう!
父の日プレゼントの定番といえば、お酒ですよね。
自分では手が届かない高級なお酒をもらうのって、酒好きにとっては嬉しいものなんです。
そんなお酒のプレゼント、ひと工夫を加えると、もっと喜ばれるようですよ。こちらの方の体験談をご紹介しましょう。
『父の日には毎年お酒を贈っており、そこそこ喜んでくれていたんですが、ちょっとマンネリだなぁという気もしてたんですよね。そこで、ある年からお酒を送るのではなくて、酒の席に誘うようにしたんです。
いやー、最初は照れくさかったし、どう誘ったらいいのか悩みましたよ。でも、結果的には大成功でしたね。飲みの席では、私が生まれたときのことや、会社で経験した苦労、そして母への思いなんかも嬉しそうに語り続けてくれました。
今となっては1年に1度、娘とサシ飲みができる絶好のチャンスとしてすごく楽しみにしてくれてます。ちゃんと父の日あたりの週末夜、予定を入れずに待っていてくれるんですよ。わが父ながら、カワイイですよね(笑)』(30代女性/主婦)
なるほど、ただ贈るだけではなく、いっしょに飲むことがプレゼントというわけですね。
お父さんの満足度を上げるためにも、お店の最終決定は委ねたほうがいいでしょう。ときには、お父さんの行きつけの店に行くのもいいかもしれません。
馴染みの店で、好きなお酒とおつまみ、そして自分の子どもと語る時間……それって、お父さんにとって最高の幸せなのではないでしょうか。
(2)健康診断を受けてもらおう!
続いてご紹介するのは、健康診断のプレゼント。贈り物としては変わり種ですよね。
本当に喜ばれたのでしょうか? 実際にあげた人から、体験談を聞いてみました。
『子どもたち全員でお金を出し合って、ハイクラスな人間ドッグをプレゼントしました。
ふだん健康にはとんと無頓着な父。大酒飲みでタバコもガンガン吸うし、地域の検診なんか一回も行ったことないタイプです。
でも「子ども全員からこんなモノもらったら、さすがに行かなきゃマズいよなぁ」と言って、渋々ですが検診を受けてくれました。
何と、その検査では超初期の腫瘍を見つけることができました。これには一同ビックリ! 父も、そして母からも感謝されましたよ』(40代女性/会社員)
このプレゼント、手に入れるのが難しそうと思われるかもしれませんが、街のドラッグストアや量販店で普通に買うこともできるんです。
大好きなお父さんにはいつまでも健康でいてほしいもの。毎年定番のプレゼントにしてもよさそうですね。
(3)旅行券は、プランも同時にプレゼント
旅行券も、父の日のプレゼントとしてはメジャーどころ。
しかし、旅慣れていなかったり、出不精だったりするお父さんだと、有効活用してもらえないこともあるんですよね。
旅行券をあげるときには、ちょっとした気配りや工夫が必要なんです。
『父の日と母の日は、毎年旅行券を贈っていますよ。プレゼントするときに、その額で行ける旅行のプランも提案してあげるのがコツです。
代理店のパンフレットや旅行雑誌を広げて、「ここはどう?」「こんなの楽しそう」「これは食べてみたいね!」なんてワイワイ話しているうち、面倒くさがりの父も何となくその気になってくるみたいです。
年を取り、あまり遠くに行けなくなってからは、日帰りバスツアーなんかも提案しています。何だかんだ、毎年楽しんでくれてますね』(40代男性/自営業)
旅行のプランをあれこれ考えるのは楽しいものです。
プレゼントの際にはうまく話を盛り上げて、お父さんが行きたい場所をみんなで探してあげるといいですね。
父の日のプレゼントでは、“何を”あげるかと同じくらい大切なことがあります。
それは、“どのように”あげるかということ。
一緒にお酒を楽しむこと、一緒に健康について考えること、一緒に旅行のプランを立てること……この“一緒”というのが、父の日プレゼントにおいて重要なキーワードなのではないでしょうか。
あなたも今年は、お父さんと一緒に久しぶりの語らいをしてみませんか?
●文/パピマミ編集部