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ベランダ喫煙やめて! “ホタル族”の隣人と戦った人のエピソード3つ

ベランダ喫煙やめて! “ホタル族”の隣人と戦った人のエピソード3つ

集合住宅では何かと問題になりがちな“ホタル族”。

彼らのタバコの臭いが家の中に入ってきたり、洗濯物にしみついたりして被害を受けているという人は少なくありません。

最近では『「ホタル族」被害者の会』なるものが結成されて話題となりましたね。

なぜ彼らはわざわざベランダでタバコを吸うのでしょうか。そしてそんな彼らに対してどのような対処をとったらいいのでしょうか。

今回はホタル族の問題についてお話しします。

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ホタル族が出現する理由

ベランダでぶかぶかと優雅にタバコを吸うホタル族。なぜ彼らはわざわざ周囲の住民に迷惑をかけるベランダで喫煙するのでしょうか。

その理由には大きく分けて2つあると言われています。

1つ目は、“自分の部屋を汚したくない”から。家の中でタバコを吸ってしまうと、家中のあらゆるものに臭いが染み付いてしまったり、壁紙が黄ばんでしまったりします。

それを避けるために、ベランダに出てタバコを吸うのです。

2つ目は、“奥さんの指示”によるもの。自分や子どもへの健康を心配し、「どうしてもタバコを吸うなら外で吸って!」と夫を追い出しているパターンです。

タレントのマツコ・デラックスさんは、このように夫を追い出している人に対して、とあるテレビ番組で「自分の家を汚したくない、副流煙を浴びたくないという理由で夫に外で吸わせるのはちょっとエゴがある」という旨の発言をしています。

たしかに、夫に外でタバコを吸わせるということは、「自分さえ良ければ周囲の住民に迷惑をかけてもいい」という自分勝手な理屈のように思えますよね。

基本的にはこの2つの理由から、ホタル族は出現していると考えられています。

ホタル族への対処法

それでは、自分の隣人がホタル族だったとき、どのような対処を取るベきなのでしょうか?

実際にホタル族と戦ったことがあるという人たちに話を聞いてみました。

(1)管理会社に相談した

『うちは娘が喘息気味なので、ホタル族には本当に迷惑していました。でも、向こうはちょっとガラの悪そうな男性だったので、直接言えず、管理会社に相談しました。すると、直接は注意してくれなかったようですが、マンションのいたるところに「ベランダでの喫煙禁止」の張り紙を貼ってくれました。それ以来、隣の人は家の中で吸うようになったようです』(34歳女性/事務)

この方は、娘が喘息気味なのに、時折窓の外からタバコの臭いが入ってくることが気になっていたようです。

洗濯物にもうっすらとタバコの臭いがついており、イライラしつつもトラブルが怖くてなかなか言いだせなかったそう。

そんなとき、ネットで管理会社が対応してくれることがあるという情報を得て、思い切って相談したところ、ちゃんと対応してもらえたようです。

ベランダ喫煙を直接注意できないという人は、管理会社に一度相談してみてはいかがでしょうか?

(2)子どもの体調が悪化していることを伝えた

『私の場合、子どもがタバコの臭いをかぐたびに体調が悪くなる性質なので、泣き寝入りはできず直接言いにいきました。なるべく腰を低く、タバコの煙のせいで子どもの体調が悪化しているということを粘り強く説明しました。それが効いたようで、次の日からベランダでタバコを吸わないようになりました』(41歳女性/主婦)

この方は直接ベランダ喫煙をやめるよう言いにいったとのこと。

子どものことを引き合いに出したことで、相手はすぐにベランダ喫煙をやめてくれたようです。

ホタル族の中にはマンション内の「ベランダ喫煙禁止」の張り紙を無視して吸い続ける人もいるため、最終的には自分で直接話し合いにいったほうが確実かもしれませんね。

(3)訴えると脅す

『私が前に住んでいたアパートでは何度注意してもベランダ喫煙をやめない人がいたので、訴えると脅したことがあります。実際に2012年にホタル族の男性が隣人に精神的損害を与えたとして賠償金の支払いを命じた判例を知っていたので、それを伝えて「私は裁判も辞さない」と宣言しました。それでようやく私の本気度が伝わったらしく、ベランダでの喫煙はなくなりました』(43歳男性/営業)

この方は何度注意してもベランダ喫煙をやめない隣人に対して本気で憤りを感じ、裁判沙汰にすると宣言したとのこと。

最初は否定的な態度をとっていた隣人も、それを聞いてようやく謝ってくれたそうです。

これは最終手段ですが、やんわり注意してもダメで管理会社も頼りにならない場合は使える手かもしれませんね。


いかがでしたか?

ホタル族の存在は多くの人を悩ませる社会問題と化しています。

自分はタバコを吸っていないのに、隣人の副流煙で心身ともにツラい思いをするのは許せないものですよね。

ホタル族に悩んでいるという方は、泣き寝入りせず自分にできる方法で対処するようにしたいですね。

●文/パピマミ編集部

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