こんにちは赤ちゃん! 子育てを頑張りたい新米パパの極意
2014年5月26日 | よみものこんにちは赤ちゃん! 子育てを頑張りたい新米パパの極意

【パパからのご相談】
ゴールデンウィーク明けに妻が里帰り出産から帰ってきました。初めての子育ては楽しみな反面、不安でいっぱいです。やる気はあるのですが、何をやったら良いかわかりません。子育てにおける注意点やポイントがあれば教えてください。
まずは「質」より「量」で勝負だ!
こんにちは。ソーシャルビジネス・コンサルタントの片山知行です。
18歳の息子と13歳の娘のシングル・ファーザーです。パパの子育てや夫婦のパートナーシップ支援などをライフワークにしています。
18年前、私も同じく新米パパでした。
18年間子育てをしてきて思うことは、「子育ては、定義がありそうで、“ない”」ということです。わからないことは調べたり、聞いたりもしましたが、特に育児書などを読み漁る必要はないと思います。私の場合は、できることは何でもやってみました。なので、授乳以外は全部やったと思います。
何はともあれ、子どもと一緒に居ることです。「上手にやる」「マニュアル通りにやる」ということにはとらわれず、出来ることを全部やってみてください。
私は、2人の子どものおむつを何千枚交換したかわかりませんし、時間を作って離乳食や食事作り、お風呂や検診などにも行きました。
今回は、子育てにおけるポイントをお話しいたします。
とにかく、質より量をこなせ! です。

実は、まわりは先輩だらけ
子育ての先輩は子どもの数だけいます。
両親や親戚、学生時代や職場の先輩や同僚、地域の人たちもそうです。私は、子育てでわからないことはまわりの人に気軽に聞いていました。いろんな人の声を参考にしました。そして子育てを楽しみました。
食べ物のことや投薬、病気のことなどはしっかり調べたほうが良いと思いますが、基本的には、自身がいちばん楽しんで子育てをしていたような気がします。いろんな人に協力して頂き、助けてもらいながら子育てしていました。
今は行政や地域にも、子育てサークルやサロンが増えてきています。昔に比べ、父親の利用も増えてきています。積極的に活用してみてください。
ただし、いちばんの相談者は奥様であることを忘れないでください。
パパであることをアピールしよう、そして育休を取得しよう
父親であることを楽しむこと。これがいちばん大切です。
デパートの子供服売り場にひとりで行ったりもしましたし、女性が読みそうな育児雑誌も読みました。携帯電話の待ち受け画面や、パソコンのデスクトップの背景も子どもでした。
私は自然とそのようにしていましたが、18年前の私に“育児休業取得”の考えがあったら、間違いなく取得していたと思います。育休取得だけが父親の子育てではありませんが、ぜひ、前向きに検討してみてください。
育児は、子どもを育てることと同時に、自分の成長につながります。
育児をする男性は、部下の指導がうまくコミュニケーション能力が高いと言われていますし、段取り良く料理をすることは、マネジメント能力が高まるとも言われています。
「子育ては期間限定」です。奥様と仲良く、子育てを楽しんでくださいね。
●ライター/片山知行(ソーシャルビジネス・コンサルタント)