ママ友を作らなくても快適に暮らせる理由3つ
2014年5月22日 | よみものママ友を作らなくても快適に暮らせる理由3つ

【ママからのご相談】
娘がよちよち歩きをはじめました。そろそろ公園で遊ばせようかな? と思うのですが、「ママ友」についての記事、情報などを読むとなんだか怖くて、結局、踏み出せずにいます。ママ友を作らないと、この先、幼稚園や学校などで、子どもに悪い影響があったりするのでしょうか?
「友達」は自然になるもの。無理して作らなくても大丈夫!
ご相談ありがとうございます。ママ友いない歴16年のライター、川中利恵です。
今でこそ経験から、「ママ友はいなくても大丈夫!」と断言できますが、長女が1歳ぐらいの時、必死になってママ友を作ろうとして、毎日のように児童館へ行ったり、公園へ連れて行ってみたり……と、自分なりに苦心した記憶があります。
でも、長女が比較的やんちゃで、目を離せない、たくさん歩かせないと夜寝ない、などの理由で、ゆっくり他のママ達と交流することもできず、そのうち離婚してガンガン働かなければならなくなってしまったので、ママ友づくりを断念しました。
でも今振り返ってみても、当時は無駄な努力をしていたなぁと思うのです。
そこで、今回は、ママ友を作らなくてもいい理由3つをピックアップしてみます。

理由その1:ママのストレスは百害あって一利なし!
「ママ友が必要だ」と思う最大の理由は、同年代の子どもを持つ親同士の情報共有です。
古いデータではありますが、2004年に第一生命が行った調査によると、「万が一のときに助けてもらえるかも」という期待もあるようですね。
同じ育児中の仲間とのおしゃべりは楽しいものですが、どこか合わないと感じたとき、場合によっては地獄に一転します。ただでさえ、ストレスの多い育児中に、そんなストレスをわざわざ抱える必要はありませんよね。
今は、SNSやコミュニティサイトなどで、愚痴を言ったり、育児相談をしたりすることができます。私自身、長女が幼い頃、これらのサイトをフル活用して、疑問にぶつかったときは乗り切りました。
理由その2:意見や価値観の押しつけをされない!
場合によっては、子どもが社会に出るまで、付き合うことになるのがママ友です。
「女だけのコミュティ」故の宿命かもしれませんが、ママ友とつるむ人ほど、周囲の噂や意見、評判に迷ったり、惑わされたりしてしまう可能性がぐんと高くなるそうです。
「子どもが同じ年代」がベースとなっているママ友ですから、その枠からはみ出ると大変! まだ先のことだと感じるかもしれませんが、子どもの受験時期が一緒になることも多く、噂話や互いを牽制しあうことで、神経を無駄に削られてしまう可能性もあります。
子どもの進路ですら、家庭の方針や自らの意志を貫くことが難しくなるケースも……。
そうなると、迷惑を被るのは、かけがえのないあなたの子どもや家族です。
理由その3:ママ友がいなくても、園や学校で楽しく過ごせる!
幼稚園や保育園へ行くようになれば、顔見知りの「子どもが同年代のママ」は、自然と増えます。
「ママ友を作らなくては!」と気合いを入れなくても、波長の合う人とは話をするようになるし、自然と友達になれるはずです。
園や学校の行事では、必要な仕事さえ協力すれば問題ないですし、「ママ友」がいなくても乗り切ることができます。
テレビドラマや報道などの影響で、「コミュニティに入らなければ!」と強迫観念を持ってしまいがちな「ママ友」。
でも、無理をして作った人間関係は、ストレスになるだけです。相談者さんも、無理をせず、自分自身とお子さんのペースにあわせて、公園でのお遊びをエンジョイしてくださいね。
●ライター/川中利恵(在宅ワーカー)