漂白剤を使い分け! 洋服の黄ばみを落とす&予防する方法
2014年5月13日 | よみもの漂白剤を使い分け! 洋服の黄ばみを落とす&予防する方法

ママライターのマフィーです。
もう、だんだんと夏物衣服にシフトしていく季節になりました。毎年のことながら、主婦にとっては負担の多い衣替え。
ただでさえ面倒なのに、気に入っていた洋服に黄ばみを発見してしまっては、テンションは下がるばかりです。
> 服がすぐに黄ばんでしまう人の特徴(P1)
> 服の黄ばみを落とす方法(P2)
> 服の黄ばみを予防する方法(P3)
> 服の黄ばみ具合とクリーニングでの対処(P3〜4)
> まとめ(P4)
服が黄ばむワケ

洗ったはずの服が黄ばんでしまうのは、衣類に残った皮脂汚れが空気中の酸素と結びついて酸化されるため。
半分に切ってしばらく置いておいたリンゴが、茶色く変色してしまうのと原理は一緒です。
この皮脂汚れのほかに、食べこぼしが残っていることや汗が蓄積していることなども原因と言えるでしょう。
太陽の光(紫外線)の影響によって黄ばみが発生するのです。
これはクリーニングに出したからといって解決する問題ではありません。一般的なドライクリーニグは水を使用しないため、汗などの水溶性の汚れには効果が薄いのです。
見た目には汚れていないように見えても、繊維に残った汚れが保管しているあいだに酸化して黄ばんできてしまいます。
黄ばみと似た汚れに“黒ずみ”がありますが、これは皮脂などの汚れの上にホコリなどがたまってしまっている状態です。黄ばみと黒ずみは同時に発生することも少なくありません。
なお、この黄ばみの一番の問題は普通に洗っただけではなかなか落ちてくれないという点で、一度発生してしまうと通常の洗濯では簡単には落とせないでしょう。
服がすぐに黄ばんでしまう人の特徴

しっかりと洗濯をしているはずなのに、ワイシャツなどの脇の部分がすぐに黄ばんでしまって困っている人はいませんか?
脇には汗腺が多く、アポクリン線からの分泌物が原因となっているのかもしれません。
アポクリン腺からはさまざまな成分を含んだ汗が分泌されており、これが雑菌などと反応することで異様なニオイを発することがあります。これがワキガです。
この汗の中にはリポフスチンという色素が含まれており、これが洋服の黄ばみの原因となります。
ワキガの程度が強くなるほどこの色素成分は大量に分泌されるため、黄ばみが強いほどニオイも強いものであると推察されるでしょう。
手術などでアポクリン腺を摘出すれば、この黄ばみはぴたりとやむはずです。
脇汗が多い、脂性、耳垢が湿っているなどの特徴がある人は、ワキガを疑ってみましょう。
→次ページでは、服の黄ばみを落とす方法をご紹介します。