イギリスの結婚式ならではの特色4つ
2014年5月9日 | よみものイギリスの結婚式ならではの特色4つ

【女性からのご相談】
ついこの間、2年間交際してきた彼と婚約しました。さっそく結婚式についてアイデアを考えているのですが、2人が出会ったきっかけがお互いイギリスの留学中だったこともあり、私たちの結婚式にイギリスならではの伝統などを取り入れたいなと思っています。
日本とイギリスの結婚式の違いの中で、取り入れられそうないいアイデアがあったら教えてほしいです。
イギリスの結婚式は家族を大切にするスタイル。
こんにちは。ポジティブ恋愛専門家のチオリーヌです。
まずは、ご婚約おめでとうございます。2人の出会いがイギリス留学中だったなんてまた素敵ですね。
日本で行う結婚式に、イギリス式の伝統を取り入れるアイデア、とても良いと思います。なぜなら、イギリスの結婚式は、とても家族を大切にするスタイルだからです。
さっそく、日本とイギリスの結婚式の違いをご紹介したいと思います。

(1)メインテーブルは両親と着席
通常日本の披露宴では、メインテーブルに新郎新婦の2人が座り、家族のテーブルは一番後ろですよね。でもイギリスでは、メインテーブルに、新郎新婦を中心に両隣にそれぞれの両親、そして親友が座ります。横一列に並び、みんなとおしゃべりしながら食事を楽しみます。
(2)スピーチは新郎、新郎の親友、新婦の父
スピーチは基本、食事の後に行われるのがイギリス式。感動的なスピーチというよりも、どちらかと言うと、参列者を笑わせるような思い出話をすることが多いです。そして、上司のスピーチなどは一切ありません。むしろ、結婚式に上司を招待しない人が多いのも日本と違う点ですね。その理由は、上司がいると楽しめないし、上司側も絶対に参加したいわけではないからというもの!
(3)スピーチの後には、お互いの母親と親友へプレゼントを渡す
スピーチが終わった後には、感謝の気持ちを込めてお互いの母親と親友へプレゼントを渡します。これは、結婚式の準備を助けてくれた事への感謝のしるしです。日本でも披露宴の最後に両親への手紙を読んで、プレゼントを渡すケースも多いですよね。結婚式の準備を一生懸命手伝ってくれた親友がいる場合は、イギリス式にみんなの前でプレゼントを渡してもいいかもしれません。
(4)ダンスを披露する
イギリスのみならず、欧米諸国ではよく取り入れられている『ファースト・ダンス』と呼ばれる社交ダンスのようなものを、参列者の前で新郎新婦が披露します。練習が必要になるものですが、ウエディングドレスとタキシードで手を取り合ってダンスを踊ると、まるでディズニーのプリンセスシリーズの1人になった気分になりますよ。
いかがでしたか? ご紹介した4点が、相談者さんのアイデアの参考になれば嬉しいです。
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●ライター/チオリーヌ(ポジティブ恋愛専門家)