アイロン時間を減らす! Yシャツやブラウスのシワを付けさせない洗濯ワザ
2014年5月9日 | よみものアイロン時間を減らす! Yシャツやブラウスのシワを付けさせない洗濯ワザ

【女性からのご相談】
アイロンがけがとても苦手です。この春、私は高校に入学しました。妹も小学校に入学し、パパのワイシャツに、妹の制服、自分のブラウスとアイロンをかける機会が増えてきました。苦痛だし、憂鬱です。アイロンで楽できるいい方法はありませんか?
アイロン時間を減らす洗濯方法を実践してみよう。
ご相談ありがとうございます。ママライターの*SARASA*です。
妹さんも、そろそろ小学校生活も慣れてきたことと思います。ピカピカのランドセルとパリっとした制服。ご自身も同じようにパリッとしたブラウスに身を包み、親の手を借りずとも学校に通う姿、頼もしいばかりです。
アイロンがけ上達のコツは「慣れ」だそうです。でも、慣れるまではなかなか……。
上手になるまでは、なるべくアイロンがけの手間を減らす、シワを付けさせない洗濯方法を試してみましょう。

【洗濯ワザ】柔軟剤と、液体のりを併用してパリっとしなやか仕上げ
柔軟剤と、のり剤は、繊維の表面に膜を張る働きがあるので、衣類のシワ予防になります。
用意するもの:洗剤、液体のり、柔軟剤
(1)他の洗濯物と一緒に、制服のブラウスやYシャツを洗濯します。
(2)脱水が終わったらブラウス類を洗濯機に残し、洗濯物が浸かるほどの水を貯めます(低水位)。
(3)そこに衣類に直接かからないよう、のり剤、柔軟剤を加え、3分ほど洗濯機を回します。
(4)最後に軽く脱水して、ハンガーに干し乾かします。
乾かすときは、タンブラー乾燥機にはかけないようにしましょう。のり剤の効果がでませんし、のりでフィルターが目詰りすることがあります。ご注意を。
【脱水ワザ】脱水時間は0~1分でシワ予防
脱水機にかけることでできる「脱水ジワ」を一手間かけて予防しましょう。
(1)脱水時
脱水時、一度洗濯機を止め、ブラウス類を取り出し、綺麗たたんで洗濯ネットに入れましょう。それから脱水機にかけると脱水ジワが防げます。
(2)干し方
脱水時間は極力短く(1分未満)してハンガーに干します。カラッと晴れた日ならば脱水しないで、水が滴るままハンガーにかけて、まずは浴室に吊るしておきます。しずくが落ちなく無くなったら物干しへ移動して、乾かします。
【干しワザ】肩幅にあった厚みのあるハンガーに干す
軽く脱水したブラウス類を、両手のひらにはさみながら、シワを伸ばしていきます。干すときは太めのハンガーにかけると型くずれしにくく、また乾きやすくなります。
まだ濡れているブラウス類に、スプレーのりを吹き付けて乾かすと乾いた時、パリっとした干し上がりになります。
アイロンがけは『主婦の苦手な家事ランキング』などの調査ではいつも上位を占めています。それだけ苦手な方が多い家事のようです。
アイロンをかけるときは、ブラウスやYシャツをアイロン台になじませるように広げましょう。
手でアイロンをかけるように真っ直ぐ伸ばしていきます。アイロンをかけ始めるのはそれからです。開いている手で、布を引っぱりながら、シワにならないように心がけましょう。
しわ取り用のスプレーなども併用してみてもいいですね。
【参考文献】
・『洗濯・衣類のきほん』(池田書店)/池田書店編集部・著
●ライター/*SARASA*(ママライター)