万が一のために! シンママが準備しておくべき資金の目安
2014年5月7日 | よみもの万が一のために! シンママが準備しておくべき資金の目安

【女性からのご相談】
シングルマザーです。病気や怪我・災害時などに備えるためのお金を用意できていません。今からでも準備をしたいのですが、どのくらい用意しておけば良いでしょうか?
“月の生活費の3か月分”を目安に用意しておくことです。
ご相談ありがとうございます。シングルマザーライフ研究家の此花(このはな)です。
万が一のときにも対処できるだけのお金を準備しておくことは、大切なことです。不測の出費にも慌てないように、今から用意しておきましょう。
今回は、万が一の時のためのお金の準備についてお話ししたいと思います。

(1)月の生活費の3か月分からが目安
病気やけがなど、生活上のリスクに備えたお金を生活費とは別に用意しておくことが必要です。
1か月の生活費の、3か月分〜1年分ぐらいのお金を用意していれば、いざというときに役立ちます。
例えば、月の生活費が15万円であれば、3か月分で45万円用意しておけば良いということになります。自分の生活状況に合わせてお金の準備をしましょう。
(2)まずは、1か月分から貯めること
自分に必要だと思われる資金額が分かったら、その目標金額に向けて貯金の準備をしていきます。最初から無理な貯金計画を立てずに、まずは1か月分を貯めていくことから始めましょう。1か月分ができたら2か月分、3か月分……と徐々に増やしていくことがポイントです。
無理をせずに目標に向けて貯金していくことがコツです。
(3)すぐに引き出せるようにしておくこと
生活口座とは別の口座であっても、いざというときに引き出せないようでは困ります。キャッシュカードを作っておくことや、銀行店舗以外のATMの場所、営業時間などを調べておくと慌てずに済みます。
銀行によっては、一度に引き出すことができる金額が決まっていることもありますから注意が必要です。
「万が一の時のための資金」があることは、心の安定にもつながります。
電子マネーやお財布ケータイなども用意しておくと、いざというときに役立ちます。
●ライター/此花(シングルマザーライフ研究家)