ホメられてクセになる!? 専業主婦が“インスタグラム”にハマる理由3つ
2014年5月4日 | よみものホメられてクセになる!? 専業主婦が“インスタグラム”にハマる理由3つ

女性に人気のSNSといえば、インスタグラム。
他のSNSサービスとは一線を画した美しさや使いやすさから、ママたちにも圧倒的に支持されていますね。
特に最近は、専業主婦たちのなかでインスタグラムにハマる人たちが続出しているようです。
いったいどのような点が彼女たちの心をトリコにしたのでしょうか?
今回は、インスタグラム愛好家の専業主婦たちにインタビューを敢行。その魅力を大いに語ってもらいました。

(1)現実逃避できる!
『私の生活圏なんて、たかが知れてるわけですよ。毎日家にいて、掃除してごはん作って子どもと公園行って、チェーンのカフェに立ち寄ってスーパー行って帰る、みたいな。平凡だし、同じことの繰り返しですごくつまんない。
でも、インスタの中には、フォトジェニックなもうひとりの自分がいる。子どものカワイイ寝顔、ふわふわのラテアート、上手に焼けたパン、ママ友との2,500円のランチ(笑)。全身全霊で撮影した究極の1枚たちが、ズラ~ッと並んでるじゃないですか。
眺めてるとすごく気持ちよくて、このキラキラの世界のほうが本当なんじゃないかなって思えちゃう。現実逃避ですが、これがクセになるんですよね』(30代女性/2児のママ)
たしかに、専業主婦の毎日は退屈になりがち。家事も育児も大切なことですが、そればかりでは息が詰まってしまいます。そんなとき、インスタにアップした“とびっきりの自分”を眺めるのは、いい気分転換になりそうです。
気持ちよく夢を見て英気を養ったら、再び現実の世界へ。これは、専業主婦のみなさんがうまく毎日をこなしていくためのコツなのかもしれません。
(2)人とのつながりが持てる!
『専業主婦ならわかると思うけど、子どもや夫としか喋らない日なんてザラでしょ? 下手したら誰とも、一言も口をきかないことだってある。
インスタは私にとって大切なコミュニケーションの場所。会ったことないフォロワーさんでも、日ごろから写真を見てるから身近に感じられます』(40代女性/2児のママ)
女性は本来、おしゃべり好きなもの。会話が少ないと、寂しさやイライラを抱えてしまう人もいるでしょう。
特に、専業主婦の皆さんは悩みが深刻です。夫の帰りが遅かったり、子どもがまだ赤ちゃんだったりすると、それこそ会話に飢えてしまいますよね。
子どもの成長や、おいしかったスイーツのこと、うまくいったネイルのこと。日常のささいなこぼれ話をして、共感しあいたい……そんな願いが、インスタでは叶えられるようです。
(3)いろんな人からホメてもらえる!
『「主婦の知恵」っていうタグがあるの知ってます? ショウガを上手に保存する方法とか、ボロ布の有効活用法とか、そんな小ネタ集なんですが、最近盛り上がってるんですよね。
ある日、私も自分の知ってる小ネタを投稿してみたんです。そうしたら、すごくたくさんのコメントと「いいね」がついてビックリしました。ハマったのはそれからですね。
責任ある仕事を続けてきたわけでもなく、誰かに誇れるモノもなかった私だけど、こんなふうに誰かの役に立つことができて、こんなに評価してもらえるんだ! って感動しちゃって。なんか、自分の人生が救われた気がしたんです。大げさかな(笑)』(30代女性/3児のママ)
専業主婦の道を選び、家庭に入ると、お礼や評価をしてもらいにくくなる……残念ですが、そういった傾向は確かにあると思います。心を尽くして家事をやっても、家族からお礼が返ってくることってそんなにないですよね。
でも、誰だってホメられたいのは当たり前。「ありがとう」「スゴイね」「いいね!」の言葉をもらえれば、やっぱり嬉しいものなんです。
みんなが羨むようなキラキラの日常だけでなく、主婦が持っている小さな知識やテクニックにも「いいね」や評価が集まる。それも、インスタの魅力のひとつなのでしょうね。
今回のインタビューでは、インスタの持つ魅力を改めて知ることができました。
SNSは、専業主婦にとってちょっとしたオアシスのようなもの。うまく活用することで、毎日をより明るく、心地よくすることができるんですね。
もちろん、ハマりすぎにはくれぐれも注意。節度を持って楽しみましょうね。
●文/パピマミ編集部