休み明けに「幼稚園に行きたくない」という我が子への対処法3つ
2014年5月2日 | よみもの休み明けに「幼稚園に行きたくない」という我が子への対処法3つ

【ママからのご相談】
4月から息子が幼稚園に入園しました。入園当初は泣いていたものの、やっと泣かずに朝別れることができるようになりましたが、ゴールデンウィーク明けに逆戻りしてしまわないか心配です。もし、泣いてしまったときには、どう対処するといいのか知りたいです。
「嫌がる理由」を考えてみましょう。
ご相談ありがとうございます。ママライターのkaeです。
ご入園、おめでとうございます。お子さんも少しずつ、ママから離れた幼稚園での集団生活に慣れてきたところで“ゴールデンウィーク”。相談者さんも心配されているように、長期休暇明けに登園拒否をする子も、少なくないようです。
今回は、子どもが「連休明けに登園拒否を訴えたときの心構え」についてご紹介します。

(1)まずは、嫌がる理由を考えてみましょう
バスに乗るのを拒否したり、「幼稚園、いや!」と言ったり、大人にとっては、なんでもないようなことが嫌だったり、気になってしまうということがあります。
ママ大好きで離れるのが嫌で泣いている場合は、離れるときには大泣きしていても、少し時間が経つと泣き止んで、先生やお友達と楽しく過ごしていると幼稚園の先生は言います。
問題は、環境の変化や、幼稚園での集団生活に馴染めなかったり、友達や先生とトラブルなどの理由がある場合です。
どうして行きたくないのか、ゆっくり抱きしめながら話しを聞いてあげてください。ママ(パパ)が小さなことだと思っていても、子どもにとってそれは大きな問題(ストレス)かもしれません。幼稚園に相談しながら、解決できる方法を考えていけたら良いでしょう。
幼稚園から帰ってきたら、頑張ったねと褒めてあげ、大好きなママと過ごせる時間を作ってあげてくださいね。
(2)連休疲れでの登園拒否なら体力回復を!
連休中に、家族で色々なところに出かけたり、楽しい時間を過ごすのは嬉しいことである反面、普段と違う生活が続くことは、体力的に子どもの負担になっている場合もあります。
連休が楽しすぎて、「パパやママともっと遊びたい!」という気持ちから“行きたくない発言”をしていることもあります。
前日は、体力回復のためにたくさん睡眠をとること。
早寝早起きで生活のリズムを整えるように心がけ、元気に登園させてあげましょう。
(3)無理に通わせようとしなくてもいい、と思う気持ちを持つ
嫌がる我が子を無理やり行かせたくはないと思いつつも、できれば行かせたい気持ちが強くなり、「力づくで連れていくこと」が続くとママも疲れてしまいますよね。
幼稚園に連れていくことさえできれば、あとは先生方にお任せできますが、いつもと様子が違うな、と感じたときには、無理に通わせようとせず、先生に相談してみるとよいでしょう。
相談者さんのお子さんが、ゴールデンウィーク明けに笑顔で登園できることを願っています。
●ライター/Kae(フリーライター)