子育てママが家にいながらデキる「在宅ワーク」3選
2014年5月1日 | よみもの子育てママが家にいながらデキる「在宅ワーク」3選

【女性からのご相談】
30代の主婦です。家計が厳しく、パートへ行きたいのですが、まだ子どもが小さく、保育園の選考にも漏れてしまったので、働きに出ることができません。「在宅ワーク」なら、家でバイトができると聞きましたが、仕事内容がよくわかりません。どんな仕事があって、資格は必要なのでしょうか?
基本的に資格は不要。在宅ワーク詐欺に気をつけて!
ご相談ありがとうございます。在宅ワーカー歴10年を超えた川中利恵です。
10数年前、私も在宅で仕事がしたい! と考えたとき、まったく同じ疑問を持ちました。「在宅ワーク」というのは、「在宅でパソコンを使って働く」という働き方を表す言葉です。つまり、仕事内容を示す言葉ではありません。
第一線で活躍する在宅ワーカーの方々は、元々企業に属していて、プログラミングやweb制作、翻訳などの分野でスキルを付け、独立した、という経緯を持つ方がほとんど。
そうなると、専門的なスキルがなければ、とたんに在宅ワークをするのは難しいことのように思えますよね。
でも、私は当時、まったくスキルがない小娘でした(笑)。それでもなんとかやってきていますからあきらめないで!
今回は、子育て中の主婦でもがんばればできる在宅ワーク3つをご紹介します。

(1)音声ファイル起こし(テープ起こし)
議事録やインタビュー、座談会、講演会などの録音を聞き、文章に起こしてゆく仕事です。
以前はカセットテープが主流でしたが、現在はICレコーダーで録音されたデータを聞きながら起こすケースが多くなっています。会話が聞き取れる程度の静かな環境が必要です。
【報酬の目安】……1時間分の録音で4,000~15,000円前後(※スキルや内容、納期等に応じて変動)
(2)ブログライター
企業などが運営するブログ記事などを、テーマに沿って制作する仕事です。
題材を探し、資料を参考に文章を作ってゆきます。もちろん丸写しは厳禁! 周囲が多少うるさくても、細切れでも、集中して仕事ができる時間を一定時間つくることができれば対応できます。
【報酬の目安】……1記事50円~数万円(※スキルや納期、文章量により変動)
(3)コールセンター業務
企業の顔として、お客様などに電話をしたり、お客様からの問い合わせに電話で対応したりする仕事です。
インターネットを介して業務を行うので、電話料金の負担はないことがほとんどです。ただし、外部の音がない、静かな環境を一定時間作る必要があるので、子どもが幼稚園や学校へ行っている間だけ、と考えている子育て中のママにオススメです。
【報酬の目安】……時給800円~1,500円前後(※スキルや経験、就業時間により変動)
いずれも業務でも、高速なインターネット環境とパソコンは必須です。ExcelやWordなどのOffice系ソフトも必要なケースがほとんどとなります。
仕事をするのに、お金を払わないで!
まだまだ在宅でできる仕事はたくさんあります。
いずれの仕事も、企業に支払うような初期費用は不要です。お金が欲しくて仕事をするのだから、お金を払うのでは意味がないですよね。
でも、「在宅ワークをするためには登録金が必要です」「弊社独自の資格が必要です」などという謳い文句で、求人記事を出し、高い教材を買わされ、仕事はもらえない……という在宅ワーク詐欺が未だに横行しています。
こういった企業に個人情報を渡してしまわないよう、気をつけてくださいね。
●ライター/川中利恵(在宅ワーカー)