古着をリサイクル! 着られなくなった子供服でボランティアができる方法
2014年4月28日 | よみもの古着をリサイクル! 着られなくなった子供服でボランティアができる方法

【ママからのご相談】
サイズダウンした子供の服がたくさんあります。中には、すぐに小さくなってしまい、着そびれたものもあります。ブランド品ばかりでないので、お下がりやリサイクルショップも気が引けてしまって。ほかに手放せる方法はありますか?
古着でできるボランティアがあります。
こんにちは。ライフオーガナイザーの小竹三世です。
まだ着られるけど、ブランド品でない場合は、リサイクルやお下がりに出すのはちょっと躊躇っちゃいますよね。私も経験があるので、わかります。
今、オーガナイザーの間でも注目を浴びている、「古着で海外の赤ちゃんにワクチンを送ることができる」ボランティアがありますので、今回はそれをご紹介したいと思います。

古着deワクチン『赤すぐ』
名前でピンとくる方もいらっしゃると思いますが、eyecoで始まったこの仕組みを、赤ちゃんグッズでおなじみの『赤すぐnet』が取り入れています。
ボランティアの手順は以下の通りです。
(1)希望に応じた大きさの「古着deワクチン」を購入
「ダンボール無し」は専用着払い伝票のみ。
「ダンボール有り」は専用着払い伝票と専用ダンボールが届きます。
(2)不要な衣類、バッグ、靴などを箱につめて集荷依頼
箱は詰めると重くなるので、玄関で作業をすると楽。
着られなくなった服、バッグ、靴などをダンボールに詰めて、お近くの佐川急便へ集荷を依頼します。
(3)開発途上国の子どもたちにポリオワクチンが届く
認定NPO法人『世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)』を通して、開発途上国の子どもたちに、ポリオワクチンが届けられます。1口につき5人の命を救うことができます。
ほかにも、このようなことができます。
服や靴、バッグなどは、開発途上国に安価で輸出販売されます。
販売することで現地にビジネスが生まれ、雇用促進にも貢献。さらに、収益の一部でポリオワクチンを提供できます。
また提供者には、特典として、『赤すぐ』で使える1,000円分のクーポンがプレゼントされます。古着を手放した後、新しいお洋服やグッズのお買い物が楽しめます。
送ったほうも、送られたほうも双方に利点があるwin&winのボランティア。
厚手の冬物から、薄手の春物がメインになる時期。
一度、クローゼットの中を見直してみませんか?
【参考リンク】
・「世界の子供たちの命を救う!」古着でワクチンを届けよう
●ライター/小竹三世(ライフオーガナイザー)