子どもにも悪影響!? 夫婦仲が悪くなる原因と改善方法8つ
2014年4月22日 | よみもの子どもにも悪影響!? 夫婦仲が悪くなる原因と改善方法8つ

(5)夫の給料が安い
夫の給料が安いことも夫婦の不仲の原因となります。
夫婦二人で暮らしている間はそこまで生活費がかかりませんから、ある程度少ない収入でも暮らしていくことはできます。
しかし、子どもが生まれると出費が増えていきます。将来の学費のために貯金をしておく必要もあります。
そんな状況の中で、夫の給料が安かったり、なかなか上がらなかったりすると妻はストレスを感じがちです。
経済的に余裕のない生活の中では心の余裕もなくなりますから、不仲を招いてしまうのです。
「愛さえあればお金はいらない」という考えは、若いうちにしか通用しないのかもしれません。
(6)夫が家事や子育てを手伝わない
今や夫が家事や育児を手伝うのは当たり前になっていますが、それでも「家事育児は女の仕事」と思い込んでいる男性は少なくありません。
中には共働きなのに家事育児を全て妻に押し付ける人もいます。そんな態度を取っていれば夫婦仲が悪くなるのは当然ですよね。
何事も夫婦で協力していくという姿勢が大切です。
夫婦仲の悪い状態が子どもに与える影響9つ

(1)うつ
両親のお互いの愛情が薄い状態である家庭は、子どもが「よく眠れない」「楽しいと感じることができない」などの抑うつ状態を示す傾向があると言われています(もちろん、夫婦仲が悪いから子どもが必ずしもうつ状態になるとは言えません)。
(2)不安を感じる
両親の結婚を「諦めている」「耐えている」などと考えている女性は、「いつもリラックスできない」「不安にかられて、いてもたってもいられない」などの不安状態にあると言われています。
これももちろん、夫婦仲が悪いから絶対に子どもが不安になる! と言っているのではありませんのでご注意ください。
(3)異性や結婚に対する意識のゆがみ
たとえば、これは女性においてですが、父親が母親に暖かく接していると、子どもは大きくなったときに男性を好意的に見る可能性が高いと言われています。
反対に、母に対して愛情なく接する父親を見ている女性は、大きくなったときに男の人を好意的に見ることはできないかもしれない……ということになります。
(4)自尊感情を失う
これも女性においてですが、ある研究では両親が良い関係であるほど、自尊感情(自分自身を大切である、いるだけで意味のある人間であると思える感情)が高いと言われています。
このように、夫婦仲の悪さが子どもにもたらす影響は少なからずあるようです。
(5)引きこもり

いつもケンカをしていて夫婦仲が悪い姿を見ている子どもは、「いつかいなくなってしまうかも」「このまま離婚するのでは」という不安にかられるようになります。
やがて、常に2人のことを見張っていなければならないと思い始め外出をしぶり、不登校になってしまうことがあります。
→次ページでは、引き続き“夫婦仲の悪い状態が子どもに与える影響”について見て行きましょう。