まるで命の選別!? 出生前診断を受けることに対する賛成・反対意見

まるで命の選別!? 出生前診断を受けることに対する賛成・反対意見

出生前診断を受けることのメリット

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人によって出生前診断を受けるかどうかの判断は分かれますが、検査を受けるメリットとしては主に以下の3つが挙げられます。

・胎児の先天性異常を早期発見することで、治療可能な病気を治すことができる
・胎児の先天性異常を事前に知ることで、心の準備をすることができる
・診断結果が陰性であれば、出産までムダな心配をしなくてすむ

人によっては障害を抱えた子どもを育てていく自信がないという場合もありますので、そういう人にとっては「事前に中絶を選択できる」ということがメリットになるでしょう。

新型出生前診断に対するママの意見

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(1)『診断を受けたい。(異常が確定しても)なるべく中絶はしたくない』

「診断を希望。異常が確定しても、なるべく中絶は避けたい」と答えた方は10人でした。

理由は次の通りです。

『出生前診断は賛成。事前に(異常があることが)分かれば、心の準備ができる
『産まれてくる子は私の子。中絶はできない』
『不妊治療中なので、命を授かったら絶対に産みたい』

(2)『診断を受けたい。(異常が確定したら)中絶を優先的に考える』

「診断を希望。異常が確定したら、中絶の方向で進めたい」と答えた方は6人でした。

理由は次の通りです。

『一生、障害を背負って生きていくことを考えると子どもがかわそう
『上の子と比べてしまって、産んだことを後悔しそう』
『育てる自信がない』

(3)『診断を受けない』

「診断を受けない」と答えた方は5人でした。

理由は次の通りです。

事前に異常が分かれば中絶を選んでしまいそう。なので、あえて診断は受けたくない』
『与えられた命なので、全て受け入れるつもり。診断は必要ない』
『何のための診断なのか考えるべき。今は、中絶するかしないかを決める検査になっているのでは』

その他の意見

『診断を受け、陽性が出たとしても、(羊水検査などの)確定診断は受けないで出産を待つ』
『妊娠していないので、考えられない』
『もし診断を受けて陽性になった時点で、夫や両親と相談してから(確定診断を受けるかどうかも含め)決めたい』

などが、ありました。

出生前診断の倫理的問題点

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出生前診断にはさまざまなメリットがありますが、その一方で検査を受けることを問題視する人たちもいます。

彼らの主張の多くは「異常があるからって中絶するのはおかしい」「命の選別だ」というもので、倫理的観点から抗議を行っています。

日本では「先天性異常がある」と診断された人の9割が中絶している事実からも、たしかに無視できない重要な問題提起ではあります。

また、「ダウン症だから中絶する」という行為は、実際にダウン症の子どもを育てている親にとっては看過しがたいものでもあります。

人によって出生前診断を受けることへの考え方は異なりますが、こうした批判的な見方があることも知っておくようにしたいですね。

まとめ

「出生前診断の方法」や「出生前診断の問題点」などについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

価値観が多様化している現代では、「たとえ障害を持っていても産むべき」という考えが必ずしも正解とは限りません。逆に「中絶すべき」とも言えません。

もしも出生前診断を受けたいと思っているなら、その前に一度、自分の気持ちを明確にする必要があるかもしれませんね。

●ライター/KOU(ママライター)
●追記/パピマミ編集部

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