おもちゃの取り合いでケンカする子供への声掛けのコツ
2014年4月9日 | よみものおもちゃの取り合いでケンカする子供への声掛けのコツ

【ママからのご相談】
もうすぐ4歳になる男の子を育てています。先日、お友達とおもちゃの取り合いでケンカになりました。「一緒に遊ぶ」などはできるはずもなく、力の強い我が子が取ってしまうことがほとんどです。力任せではなく、お友達に譲ってあげられるような声掛けはないのでしょうか?
ご相談ありがとうございます。ママライターのkaeです。
相談者さんのお子さまのように、お友達同士でおもちゃの取り合いになった際、「自分の子が一方的にとってしまった」という場面に遭遇する経験をされたことがある人もいると思います。
特に、言葉や感情が発達していくにつれ、おもちゃの取り合いでケンカになるのはよくあること。仲が良いからだったりもしますよね。
今回は、男の子と女の子の脳や考え方の違いなどを元に、おもちゃの取り合いになったときの男の子へ「上手に声をかけるコツ」をご紹介します。

(1)同じおもちゃを二人で取り合いになったとき
そもそも、男の子は理論的に物事を考え、女の子は感情的に理解し、判断するといいます。
基本的に女の子の場合は、「どうしたら仲良く遊べるか、二人で考えてみようか?」と大人が問いかけると、どちらかが「じゃあ順番に遊ぼう」とか、「一緒に遊ぼう」と二人で相談して、お互いに譲ったり一緒に遊び始めたりと自分たちで解決策を見つけることができます。
しかし、男の子の場合はうまくいかないことのほうが多く、「一緒に遊ぼう」「順番ね」といってもなかなか聞けません。時間で区切っても、理解できないこともあるくらい。
そもそも、自分が遊びたかったものを後から来たお友達に譲るわけがありません。「もし、〜だったらどう思う?」などと言っても、理論的に行動する男子は、想像するのが苦手なので、できるわけもないのです(なかには聞ける子もいますが)。
(2)男の子には「教えて」を盛り込む
「どうやって一緒に遊ぶのか教えて〜(ママに見せて)」と具体的に言うことで、「ぼくがママに教えてあげよう(エッヘン)!」と得意気になり、不思議と一緒に遊べるようになることがあります。
ママが大好きなので、「ママのことはぼくが守る!」などと3歳児でも言う子もいるくらい、実は立派な男子だったりします。
(3)ママにとって、男の子は異性
自身が姉妹で育ったりすると接し方がわからない、ということをよく聞きます。
大人(男性)と接する際も、「教えてもらうこと」が上手に付き合うコツとして、多くの恋愛マニュアル本に書かれていますが、男の子ママも活用できそうですから、困ったときには同じような接し方を参考に、愛情をもって接してみると良いかもしれませんね。
●ライター/kae(フリーライター)