内心ドン引き!? 夫の趣味が理解できない主婦たちの嘆きエピソード3つ
2014年4月7日 | よみもの内心ドン引き!? 夫の趣味が理解できない主婦たちの嘆きエピソード3つ

皆が一つの理想を追い求めていた時代は終わり、今では個々人がそれぞれ違った価値観を持つことが当たり前となりました。
それにより、基本的には「何を好きになろうが個人の自由」という暗黙のルールができあがり、ニッチな趣味を持つ者にとってはかなり生きやすい世の中になったと言えます。
しかし、その弊害なのかどうか、「夫の趣味がキモくて困っている」という声もよく聞かれるようになりました。多様な価値観を認める世の中になったとはいえ、まだまだ許されない趣味というのは存在するようです。
そこで今回は、“夫の趣味が理解できない”とお悩みの主婦たちに、夫のどんな趣味が理解できないのかを聞いてみました!
あなたの夫はどんな趣味を持っていますか?

(1)アイドルオタク
『夫のアイドルオタクぶりが気持ち悪いです。夫は40代前半ですが、10代後半から20代前半のアイドルたちの番組を録画してニヤニヤしながら鑑賞している姿を見るとドン引きしてしまいます。
今は女性もアイドルファンが多いと聞くので、人によってはあまり気にしないのかもしれませんが、私は無理です。
娘と同じ年齢ぐらいのアイドルをどういう気持ちで見ているのか知りませんが、想像するだけで鳥肌が立ちます。でも、面と向かって「やめてほしい」とはいえず、困っています』(41歳女性/専業主婦)
こちらの女性は夫のアイドル趣味が理解できないようです。
最近は世間的にもアイドルの認知度が高まっており、女性でもアイドルが好きという人は少なくないですよね。もちろん、中年男性でもアイドル好きな人は少なくないでしょう。
しかし、妻からしてみると、アイドルたちを“どういう目線で見ているのか”が気になってちょっと引いてしまうようです。
中年男性の場合、多くは年の離れたアイドルたちを娘のような感覚で見ていると思いますが、もし恋愛対象として見ているなら……と考えるとたしかにゾッとする気持ちは分かります。
正直に「40代でアイドルオタクって年齢的にちょっと“アレ”なんじゃない?」と言いたいところですが、相手が大切にしている趣味に口を出すのはなかなか勇気が要るものですよね。
取れる対応としては、勇気を振り絞って交渉するか、無視するか、いっそ一緒にアイドルオタクになるかの3択かと思いますが、この方は今のところ“無視”を選んでいるようです。
(2)萌え系アニメのフィギュア集め
『私の夫は萌え系アニメのキャラクターのフィギュアを集めるのが趣味です。独身時代は膨大なコレクションを持っていたのですが、結婚して一緒に住むときに「棚一つ分まで」という制約をつけて他は全部捨てさせました。
今でもそのルールを守って夫はなんとかやりくりしているみたいですが、正直早く飽きてほしいです。将来子どもができたらこんな父親嫌だし、そもそも萌えアニメが苦手。なんか変態っぽくて』(32歳女性/営業)
世界では“クールジャパン”といって日本の漫画やアニメが賞賛されており、それは日本人としても誇らしいものですよね。
しかし、その中でも“萌えアニメ”だけは受け付けないという人もいるようで、夫がフィギュアを集めていたりすると拒絶反応が出てしまうこともあるようです。
ただ、集めている本人にとってみればフィギュアは宝物ですから、勝手に捨てるわけにもいきません。
ルールの範囲内で楽しんでいる分には、本人が喜んでいるから仕方ない……と割り切ることが大切かもしれませんね。
(3)バイクオタク
『うちはバイクですね……。付き合ってた当初から夫はバイク好きで、後ろに乗せてもらうのは私も好きでした。でも、子どもができて家庭を持つと、“バイク=危険な乗り物”という認識の方が勝っちゃって、正直今ではバイクの楽しさが理解できません。
だって、自分が転んで死んだりでもしたら、私と子どもはどうなるの? って感じです。それなのに、この前私に黙って夫が150万のバイクをローンで購入していました。
そんなお金あったら子どもの教育資金に回せたのに……。リスクもコストも高いバイクになぜわざわざ乗りたがるのか、本当に理解できません』(37歳女性/事務)
バイクが趣味、と聞くと一見カッコいい趣味のように思えますが、家庭を持っているとどうしても安全面やコスト面が気になってしまうようです。
たしかに、一家の大黒柱が交通事故で働けないようになってしまったら……と考えると怖いですよね。また、バイクを買えるお金があったら子どものことに回せるのに……と考えるのも妻としては当然だと思います。
夫の理解できない趣味をやめさせる方法
なるべく夫の趣味は大切にしてあげたいと思うのが妻の本音だと思います。
しかし、金銭面や子育て面などで支障が出るような趣味であればやめてもらいたいというのもまた本音だと思います。
夫に趣味をやめてほしい場合、絶対にしてはいけないことがあります。それは“頭ごなしに趣味を否定する”ことです。
趣味を持つ人なら分かることですが、趣味というのはその人にとって“人生の一部”です。
それを否定することは、夫自身を否定することに他なりません。そのため、「気持ち悪いから」や「お金がもったいないから」などといった頭ごなしな否定はNGです。
夫に趣味をやめてもらう打診をする際は、必ずはじめに趣味の素晴らしさを認めてあげましょう。
その上で、やめてほしい理由を具体的に伝えるようにしましょう。このとき、「私はやめてほしい」という一人称ではなく、「家族のためにやめてほしい」という視点で伝えるのがポイントです。
夫にとって趣味は人生の一部ですから、それを飲み込むのに時間がかかることもあるでしょう。しかし、焦らず待ってあげることが大切です。
そうすれば、夫婦の関係性を壊すことなく、目的を達成することができるかもしれません。
●文/パピマミ編集部