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男の子をうまく育てるためのママの心得3つ

男の子をうまく育てるためのママの心得3つ

【ママからのご相談】
8歳と6歳の二人の息子がいる35歳の母です。二人とも元気で男の子らしく育っているのですが、時々わけのわからない遊びをしたり、「なんでそんなことするの?」とか、「なんで言ってもやらないの?」と思うことがたびたびあります。遊んでばかりなので勉強もしてもらいたいし、家のことも手伝ってもらいたいと思っています。何かいい方法や考え方があれば教えてください。よろしくお願いします。

a うまく男の子のプライドをくすぐってみましょう!

ご相談ありがとうございます。育児書コンシェルジュの三尾です。

このような話は、ママさんと話をしているときによく聞きます。

私は男なので、男の子のやっている行動はなんとなく「わかるわかる」と思うことができますが、女性からしてみると「なんでそんなことするの?」と思うことも多いようですね。

例えば、部屋がいつも散らかっていて、片付けるのに苦労しているときなど。本当に疲れてしまう場合もあるかと思いますが、そこは男の子。「男の子は別の生き物だから仕方ない!」と割り切って接すると楽に考えられます。

また、男の子はママが大好きなので、ママがプライドをくすぐってあげるような褒め方をすると、勉強やお手伝いも積極的にやってくれるようになったりもします。諸富祥彦さんの著書、『男の子の育て方』(WAVE出版)には、そんな男の子との接し方のノウハウが書かれています。

今回は、その著書を参考に、3つのポイントをご紹介します。

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(1)ひとつでも得意を見つける

男の子を伸ばすには、一つでも得意なことを見つけること。

特に、スポーツができるようになるといいですね。確かに小学校だとスポーツができる子はモテるし、リーダー的な存在になったりしています。それが子ども(特に男の子)の自信になってきます。

ただ、そうは言っても運動が苦手な子、好きではない子には、なかなか難しいかもしれません。ですから、そういう場合には例えば、団体競技が苦手ならテニスや陸上、水泳など、個人競技にチャレンジしてみるとか、スポーツに限らず、みんなの注目を集められることを伸ばしていくのもいいと思います。

そのポイントを親が見つけて、しっかりと褒めてあげること。

「○○はほんとに絵がうまいよね」というような感じです。

お笑いを極める、絵がうまい、工作が上手などなど。1つでも得意なことができると、他のことにも自信を持ってチャレンジできるようになりますよね。

(2)手伝いは失敗を前提に

女の子よりも、男の子の方が手伝い下手です。

女の子は、家でも親のやっていることをよく見ており、「自分もママのようにしたい」という気持ちが強いため、手伝いも教えてないのにうまくやるケースがあります。

逆に、男の子は頑張ってやろうとしても失敗することもしばしば。失敗したときには、つい、「何やってんの!」と怒ってしまうかもしれませんが、子どもがやる気を出して手伝っているので、そこは我慢。

「男の子は失敗するものだ」という前提のもとで手伝ってもらうと、気持ちも楽になります。

仕事を部下に教えることと同じで、何回か手伝っているうちにうまくなってくるので、それまで我慢して教えていくことが一番の近道ですね。

(3)ママはマジメじゃなくていい

働いているママよりも、専業主婦で子どもと接している時間の長いママの方が、ストレスがたまりやすいそうです。

それから、マジメなママは要注意。子どものためにいいママになろうとして、「ママはこうじゃなきゃ」と頑張っていると、自分のイメージした通りにできなかったときに、余計ストレスがたまってしまいます。

特に、男の子だとなかなか言うことも聞かず、頑張ってもうまくいかないことは多いですよね。「できなくてもいい、マジメにしなくてもいい」と考えると、力が抜けてうまくいくこともあります。

「子どもが3歳までは、ママが育てないとダメ」という3歳神話もありますが、最近のデータだとそんなことはないそうです。

ずっと家で子どもと一緒にいて、ストレスが溜まってしまうときもあるかと思いますが、あまりに溜め込んでしまった場合、そちらの方が問題です。

そんなときは、ママが働きに行くという手もあります。保育園の問題などクリアすべき課題もありますが、ママが働くことで気持ちがすっきりして、子育てもうまくいくこともあるんじゃないでしょうか。


いかがでしたでしょうか。

育児書などを読んで「こうしなきゃダメだ」と考えてしまいがちですが、男の子に限らず子育てに正解はありません。

自分のやり方で気楽にやってみるのもいいですし、いろんな方法やコツがありますので、1つずつ試してみて、自分の子どもや自分自身に合うやり方を見つけてみるのもいいですね。

今回の記事が参考になれば幸いです。

●ライター/三尾幸司(育児書コンシェルジュ)

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