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子供を一人で留守番させる際の安全ルール5つ

子供を一人で留守番させる際の安全ルール5つ

【ママからのご相談】
今春、娘が小4になり、学童保育が利用できなくなります。共働き家庭のため、学校から帰宅した後は一人で留守番をすることになります。夏休みなどは、お昼ご飯も一人で食べてもらうことになりそう。一人での留守番は正直いって不安ですが、仕方ありません

危ない目に合わないように、子供に伝えておくべきことはどんなことでしょうか。

a 帰宅時・電話・来客・火気・困ったときの連絡先、の5つはルール化が必須!

ご相談ありがとうございます! 転勤族フリーライターのパピルスです。

ご相談者様のように、新4年生のお仕事ママの間で話題になるのが、「小4の壁」とも呼ばれる放課後の過ごし方ですね。

学童保育が小学校3年生までの受け入れとなっている学校が多いため、新4年生から放課後に一人で留守番をすることになるお子さんも多いのが現状です。

また、小学校入学を機に、短時間であれば、子どもにお留守番をさせるというご家庭もあるのでは?

今回は、小学生が一人でお留守番をする際に、決めておくと良いルールについて、防犯サイトやママ達へのアンケート、筆者の周囲のママへの聞き取りを参考に考えてみたいと思います。

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親子でルールを明確にしておく!

子どもだけでお留守番をさせる前に決めておきたいルールは、次の5つ。

(1)帰宅時のルール
(2)電話のルール
(3)来客のルール
(4)火気に関するルール
(5)困った時に連絡するルール

(1)帰宅時のルール

「帰宅時」は、鍵の取扱いがポイントになります。セコムのセキュリティコンサルタント舟生さんは、家の鍵は紐やチェーンにつないで、“バッグや洋服のポケットの内側”に入れておくことを推奨しています。見えるところに付けておくと、「あの子は一人で留守番だな」と知られてしまいます。

また、首から下げておくのは、紐がどこかにひっかかって首がしまる危険性がありますので、避けた方が良いとのこと。

鍵以外では、『家に入る時は一人でも「ただいま!」と大きな声で言うようにさせている』(小5女子のママ)というお話がありました。これは、前述の舟生さんも推奨しています。家に入ったらすぐに鍵を掛けることも、忘れずに教えておきましょう。

(2)電話のルール

2番目のルールは、「お留守番中に電話が掛かってきた場合」の対応の仕方。

ベネッセが行った保護者アンケートによると、75.5%の保護者が、「電話が掛かってきても出ないようにと話している」と回答しています。ナンバーディスプレイでお母さんからの電話を確認して出る、留守番電話に切り替わってお母さんとわかったら出る、などの細かいルールを決めているご家庭もあるようです。

(3)来客のルール

「お留守番中に、インターフォンが鳴らされた場合」のルールです。先ほどのベネッセの行ったアンケートでは、88%の保護者の方が「対応させない」と回答。電話以上に「一切対応させない」という方針のご家庭が多いようですね。

少数ではありますが、宅配便や回覧板など「例外」を決めているお宅も。

インターフォンで顔を確認して近所の方の回覧板だけは受け取る、宅配便は決まった配達員さんからだけ受け取るという意見も見られます。

この辺はお子さんの年齢や家庭の事情によって、細かく決めておく必要がありそうです。宅配便業者を装った悪意のある人物もいますから、子どもにはルールを徹底させる必要があります。

(4)火気に関するルール

「火の取扱い」については、「一切キッチンに近づかせない」というルールから「電子レンジだけは使ってもよい」というルールまで家庭によって様々。お子さんの年齢やお留守番の時間帯によっても変わってくるでしょう。

また、子どものいたずらによる火事も怖いですね。

東京消防庁の調べによると、子どもの火遊びの発火源の多くがライターです。火遊びをした年齢で見ると9歳から急増し、12歳が最多となっていますから、高学年にもなれば大丈夫と安心するのは早いようです。

ライターやマッチなどは、子どもの目に付かない場所に隠しておくことが大切ですね。

(5)困った時に連絡するルール

最後は「困った時の連絡方法」。最近ではキッズ携帯を持たせる家庭も多いですが、家の電話に短縮番号を設定しておいたり、万が一の際には外(他の家の電話)からも電話を掛けられるように、日ごろからお母さんの電話番号を覚えさせておくことも大切ですね。


いかがでしょうか?

これらのルールを親子で話し合っておくことに加え、一緒に何回か練習をしてみることが重要なのだそうです。ご相談者様もぜひお子さんと練習をしてみてください。

【参考リンク】
約束事がポイント 子どもだけのお留守番|Benesse教育情報サイト
新4年生に立ちはだかる壁「高学年からの留守番」を考える|SECOM『子どもの安全ブログ』
みんなが作る! 防犯何でもランキング|ALSOK

●ライター/パピルス(フリーライター)

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