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乳幼児期の食事方法、見直しポイント3つ

乳幼児期の食事方法、見直しポイント3つ

【ママからのご相談】
1歳半になる子供を持つ一児の母です。最近、子供がおとなしく食卓に向ってくれなくて困っています。はじめはバクバクと差し出したものを食べてくれるのですが、すぐに飽きて、アレも嫌、コレも嫌と言いだし、椅子から下りたがります。しばらく頑張って食べさせようとするのですが、一度嫌だと言い出したらもう駄目です。仕方ないので終わりにするのですが、しばらくするとお腹が空くのか機嫌が悪くなり、いつも良くないと分かっていながら結局おやつを与えてしまいます。

ご飯の量は足りているのか、また栄養バランスも心配です。ゆっくり食卓に向かわせるのに何かいい方法はありますか?

a 食卓を楽しいものにしましょう!

こんにちは。ママライターのアンジです。

乳幼児のゴソゴソ期、じっとさせておくのは難しいですよね。それに、1歳半は自分の主張が出来始める時期。食卓にゆっくり向かわせるのは、ますます難しくなります。

ただ、“ゴソゴソしてしまう”というのは好奇心旺盛な証拠。叱ってじっとさせるのは、その好奇心の芽を摘み取ってしまうことになりかねませんし、出来れば怒りたくはないですよね。

そこで今回は、わたしの経験、ママ達の意見を参考に、『ゆっくりと食卓にむかわせるために見直すポイント』をご紹介したいと思います。

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(1)食べやすさを見直す

1歳半の離乳食はもう完了期になりますが、噛み砕くのが上手な子、苦手な子とさまざま。

食べるのにすぐに飽きてしまうのは、食べにくさもあるのではないでしょうか?
 
大人と同じ硬さのご飯を食べられる子もいるし、やはりまだ離乳食後期のころの硬さがいいというお子さんもいます。一口食べるのに時間がかかるという場合は、柔らかさ、食べやすさを見直してみましょう。

(2)自分で食べられる物を一品

1歳半はまだ上手に箸、フォークなどを使いこなせない子がほとんど。

ですが、好奇心旺盛なこの時期、ただママがお口に運んでくれるものを食べているだけでは、すぐに飽きてしまいますので、手づかみで食べられるものを一品用意してみましょう。

簡単にフォークでさせるものでもOK。ママがフォークで取ってから、自分で食べさせてみる、というのでもいいかもしれませんね。その合間にサッと汁物などを口に運んで、バランスを取りましょう。

(3)ゴソゴソし始めたらおしまいにする

相談者様もご経験のとおり、一度嫌と言いはじめたら、その考えはなかなか変わらないこの時期です。叱って食事を嫌いにさせるよりは、ゴソゴソし始めたら「はい、おしまい」と潔く諦めてしまいましょう。

すぐには分からないかもしれませんが、「ご飯のときにちゃんと食べなきゃお腹が空く、食べなきゃいけないんだ」ということは段々と分かってきます。今は、おやつにお野菜、フルーツなどを取り入れるなどのやり方で、栄養のバランスをとっても大丈夫ではないでしょうか。

ニンジンを使ったカップケーキやカボチャチップなど、作り方を一度覚えてしまえば簡単です。また、小さな子でも食べられるお野菜スイーツもあるようなので、探してみてもいいかもしれませんね。

笑わせながら

また、『笑わせながら』というのも有効のよう。

「遊びながら」は、しつけによくないんじゃないか、と思われる方もいるかもしれませんが、「遊びながら」と言っても、おもちゃを使ってや、食べ物で遊んでというわけではありません。あくまで、乳幼児に食事を楽しいと思ってもらう為に、少し、笑わせながらスプーンをお口に持って行くというもの。

スプーンさんにおしゃべりさせたり、にらめっこをしたりしながら、笑った時にサッとスプーンをお口に運ぶと案外よく食べてくれるものです。

まずは、食卓を楽しいところだと知ってもらうことが大事ですね。


乳幼児期の食事はスムーズさが重要。

食べやすさ、お子さんの笑いのツボを抑えて、食卓を楽しいままスムーズに終わらせましょう。

●ライター/アンジ(ママライター)

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