授乳フォトを大公開!? 新生児ママが陥りがちな“産後ハイ”あるある3つ
2014年3月29日 | よみもの授乳フォトを大公開!? 新生児ママが陥りがちな“産後ハイ”あるある3つ

出産という大仕事を終えると、独特の奇妙なハイテンションに陥ってしまうことがあります。それが「産後ハイ」。
これは決して珍しいことではなく、産後の女性なら誰にでも起こりうる体や心の変化です。
多少であれば「ママらしくなったんだなあ」と微笑ましく受け取ってもらえますが、行き過ぎると大変。
煙たがられるだけではなく、ときには周囲をイラつかせ、多大な迷惑をかけてしまうこともあります。
今回は、そんな「産後ハイ」についてまとめました。一体どのような状態になってしまうのでしょうか。

(1)「出産すべき」「授乳は神々しい」……価値感の押しつけ
『子どもを産んだとたん、「母親になるって素晴らしい、女に生まれたなら出産するべき!」と全方位に向けて主張するようになった妹。アラフォー彼氏ナシの私に向かっても「お姉ちゃんは人生損してる。グズグズしてると間に合わなくなるよ」と言い始めて超ウザかったです』(39歳女性/独身)
確かに、妊娠や出産は女性の特権。人生の一大イベントでもあるため、その経験を語りたくなってしまう気持ちも分かります。
でも、誰もがその話に興味をもつわけではありません。中には不快に感じる人もいますので、注意したいところですね。
更に上を行く、こんな産後ハイの話もありました。
『友人は産後、買い物先、飲食店、移動中の電車の中……どこにいても構わず堂々と授乳しちゃってました。人の目があるからやめなよ、せめて授乳室使いなよと指摘すると、「授乳は恥ずかしいことじゃないでしょ? むしろ神々しいくらいだと思うけど?」と反論してくる始末。あまりにもヒドイので、ちょっと距離をおきました』(35歳女性/2児のママ)
いわゆる“公開授乳”という行為ですね。授乳そのものは赤ちゃんに栄養を与えるための重要なことですが、公の場で行うことには賛否両論があります。
少なくとも、授乳室がある場所ならそこを使うのが最低限のマナーではないでしょうか。
(2)赤ちゃん写真連投、授乳フォト大公開……SNS上のトラブル
『同僚は産後、1日に何回もSNSを更新するようになりました。私のタイムラインが彼女の赤ちゃんと、添えられた謎のポエムで埋め尽くされたので、そっとフォローを解除しました……』(22歳女性/独身)
これはよく聞く話ですね。本人にとっては悪気なく、むしろ独り言に近い呟きなのかもしれません。
しかし、その呟きはフォロワーのタイムラインに流れていきます。相手のことを考え、過剰な連投は控えたほうがいいでしょう。
『トップやアイコンの写真が、スタジオで撮ったらしい授乳フォトに変わっていました。目のやり場に困るし、正直言ってそんなの見たくないですよね。撮影するにとどまらず、全世界に発信しちゃうあたりが産後ハイの恐ろしいところですね』(32女性/1児のママ)
再び出ました、授乳に関するエピソードです。
何気なくネットサーフィンをしていて、知り合いの授乳フォト画像にぶちあたってしまったら……軽くトラウマになってしまうかもしれません。撮影したものは、あくまで個人で楽しむにとどめておきましょう。
(3)寝付きが悪くなった、という人も
かつて自分自身が産後ハイに陥っていた、と語ってくれたママたちもいます。
そんな彼女たちから一番多く集まったのが、「眠れなくなった」という話です。
『初めての育児で疲れ切っているのに、目がギンギンで全く寝付けなかった。ものすごく眠いのに一睡もできないまま、むなしく夜明けを迎えてばかり。ストレスとイライラでおかしくなりそうでしたね……』(29歳女性/2児のママ)
この不眠、新生児がいるという緊張感や、ホルモンバランスの乱れが引き起こすのでしょう。新米ママにはとてもツラいですが、多くの場合一過性のもの。細切れに休みながら、うまく乗り越えましょう。
『アレもやらなきゃ、コレもやらなきゃって焦りまくり、妙なテンションになっていたと思います。赤ちゃん向け通信教育の資料を山ほど取りよせてみたり、通販サイトで目につく授乳服を片っ端から買い漁ったり。あまりにも変だったようで、夫に注意されちゃいました』(43歳女性/1児のママ)
この方のように、精神的な焦りとなって出てしまうこともあるようです。注意したいところですね。
いかがでしたか?
せっかくの幸せな出産です。産後ハイが過ぎて、周囲との関係にヒビが入ってしまうのは避けたいもの。
そうならないためにも、身近に冷静な第三者がいるなら、その人の意見は素直に聞き入れましょう。ご主人、ご両親、仲の良い友人などに、都度自分の状態を確認してみてもいいかもしれませんね。
●文/パピマミ編集部