どこまで面倒見てくれる? 保育園や託児所で1日のうちに先生がしてくれること
2014年3月20日 | よみものどこまで面倒見てくれる? 保育園や託児所で1日のうちに先生がしてくれること

【女性からのご相談】
現在結婚するため転職を考えています。転職先は病院予定のため、託児所がついているところが多いような印象をもっているのですが、託児所がない勤務先で、夫婦働きの場合みなさんはどうしているのか聞きたいです。また、託児所はどこまで面倒をみてくれるのでしょうか。
預け時間は安心して任せることができますが、毎日の準備もけっこう大変!?
前回は、「共働き夫婦の子育てに関わる人」と「保育園活動(保活)」についてお伝えしましたが、今回は、「保育園、託児所はどこまで面倒をみてくれるか?」について考えたいと思います。

保育園、託児所がしてくれること
たとえば、1歳児を預ける場合、保育園、託児所がしてくれることを列挙してみますね。
預けている時間は、保育のプロである先生達に安心して任せることができます。
保育園、託児所に預けた後、行ってくれること
・ミルクを飲ませる、ご飯を食べさせてくれる(ミルクは家庭から持参、ご飯は保育園が調達するお弁当、給食等)
・オムツ替え
・昼食、おやつ
・昼寝の寝かしつけ
・集団遊び(絵本読み聞かせ、公園遊び)等
・検温(熱が高くなると、保護者の呼び出し電話をかける)
・季節行事(園によって違いますが、七夕、クリスマス、ひな祭り)等
家庭で用意するもの
家庭で用意するものは以下のようなものです。
・着替えの下着、洋服
・昼寝の敷き布団、掛け布団
・オムツ
・昼食用のエプロン
・手洗い用のタオル等
保育園の一日の流れ
保育園の一日の流れはこのようになっています。
一例を、ある保育園のホームページから抜粋いたします(いくつかの保育園分を合わせて、加工してみました)。
・8:30まで……順次登園
・9:00……登園のあいさつ、体調管理(検温等)
・9:30~……絵本読み聞かせ、
・10:30~……公園へお散歩、室内遊び
・11:30~……昼ご飯
・13:00~15:00……お昼寝
・15:00~……おやつ
・15:30~……絵本読み聞かせ、自由遊び
・17:00~……順次お迎え
私が保育園に子どもを預けた感想は、「保育園の先生って、本当に優しい。パパ・ママの心強い味方!」「季節の行事まで、友達と一緒に体験できて感激」と良いことばかりです。
ただ、毎日の準備は、それなりに大変です。仕事でグッタリして帰った後に、タオルや着替えを洗濯するのは一苦労というパパ・ママも多いのではないかと思います。
それでも、子どもが健やかに育ってくれることを願うばかりですね。
【関連コラム】
・(前編)共働き夫婦の「子育て」「仕事」両立の役割分担3パターン
・(中編)仕事中の子供の預け先候補と、共働き夫婦が知っておくべき「保活」の現状