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両親や託児所と連携プレーを! 共働き夫婦の子育て分担ルール3つ

両親や託児所と連携プレーを! 共働き夫婦の子育て分担ルール3つ

【女性からのご相談】
現在結婚するため転職を考えています。転職先は病院予定のため、託児所がついているところが多いような印象をもっているのですが、託児所がない勤務先で、夫婦働きの場合みなさんはどうしているのか聞きたいです。また、託児所はどこまで面倒をみてくれるのでしょうか。

a 共働き夫婦の子育ては、両親の協力、保育園・託児所を探すことから始まるのが現状。

ご結婚後の家庭生活と将来的な子育てのため、ワークライフバランスを取りやすい職場への転職をされたいとお考えなのですね。ご相談者さんのように、結婚前後に家事や、子育てと両立しやすい仕事を探す女性はとても多いです。働きやすい職場が見付かるといいなあと思います。

さて、今回のご相談内容は、以下の2点でした。

(1)勤務先に託児所がない場合、共働き夫婦はどのように子育てをしているか?
(2)保育園や託児所は、どこまで子どもの面倒を見てくれるのか?

上記を3回に分けて、ご回答をさせていただきたいと思います! 

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共働き夫婦が子育てをする際、家庭によって違う役割分担の3パターン

まず、「勤務先に託児所がない共働き夫婦の子育て」について。

共働き夫婦の「働く」と「子育て」の両立は、以下のような3パターンで頑張る家庭が多いです。

(1)勤務時間は変えない

パパ・ママ両方の勤務時間は今までと変えず、勤務時間中の子どもの面倒を見てくれる人や方法を探す。

(2)どちらかが労働時間を短縮(または調整)。育児をメインに

パパ・ママのどちらかが労働時間を短縮、またはスケジュールを柔軟に調整し、育児をメインに行う。

たとえば、ママが時短勤務を選択し、17時〜19時の間に保育園(または託児所)にお迎えに行く等。

(3)両方が自営業の場合、お互いのスケジュールをやりくりして子育てをする

パパ・ママの両方が自営業の場合、お互いのスケジュールをやりくりして子育てをする。


世間で最も多いのは、(2)のパターンで、ママが仕事時間を短縮して、子育てをメインに行っている家庭でしょう。夫婦で共働きをしながら子育てをする場合、上記(1)〜(3)の、どのパターンを選択するかを話し合っておく必要があると思います。

企業が託児所を整備しているかどうかの状況

次に、「勤務先に託児所が併設されているかどうか」ですが、実情としては、(事業所内託児所をつくる会社は少しずつ増えていますが)企業の大半には独自の託児所は備えられていません。

厚生労働省『平成21年度雇用均等基本調査』によれば、事業所内保育施設の導入率は約2.5%にとどまっています。

2008年度の事業所内保育施設数は、3,869施設。そのうち、病院内の「院内保育施設」が2,371施設、その他の一般企業内の保育施設は1,498施設です。大きな病院等は、24時間体制を取らなければならず、夜間や早朝の勤務をされる方も多いので、託児所が設置されているようですね。

一般的に、「保育園または託児所」に預けて働く人が多い

ご相談者さんが、託児所が設置されていない病院に勤める場合、おじいちゃん、おばあちゃんが見てくれる場合以外は、勤務時間に預かってくれる「保育園」「託児所」、または「それに代わる人」を探すことになります。

病院で働く場合、勤務時間は不規則で、夜間や早朝勤務もあるのでしょうか? 病院に託児所がない場合は、24時間体制の託児所に預けたり、パパが夜間と早朝に子どもの面倒を見られるようであれば、“夫婦で連携”して、子育ての24時間スケジュールを組むことになるでしょう。

病院等、シフト勤務のある職場で働く場合は、夜間や早朝に子どもの面倒を見てくれる託児所や、ベビーシッターを雇う場合もあるかもしれません。


共働き夫婦の子育ては、「多くのサポーターと連携しながら、毎日バタバタ」という場合も多いかもしれません。

【関連コラム】
・(中編)仕事中の子供の預け先候補と、共働き夫婦が知っておくべき「保活」の現状
・(後編)保育園や託児所での1日の流れ

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