第2子の出産準備でやっておくべきこと
2014年3月12日 | よみもの第2子の出産準備でやっておくべきこと

【ママからのご相談】
2歳の娘がおり、今、第二子を妊娠中です(妊娠8か月)。2人目の出産となると、初産のときとは違うので、入院準備以外にどんな準備をしておくと良いのか教えてください。
入院時に慌てないためにも、1か月前には入院の荷物以外にも準備を。
ご相談ありがとうございます。
3歳1か月と、1歳8か月の二人の娘がいる、ママライターのkaeです。
二人目で入院〜分娩までのだいたい流れを知っているとはいえ、自然分娩ではいつ、陣痛やおしるしなどの出産前の兆候が現れるかはわかりません。ですから、いつ入院のタイミングになるかわからないので、お子さんと過ごしながら、いつ陣痛がくるのかと不安になってしまうと思います。
筆者が、第二子出産時、長女が1歳4か月でした。その時に準備しておいて安心できたことをご紹介したいと思います。

いざというときの預け先を複数準備しておく
総合病院の産科の場合、子供と一緒に入院することはできないので、入院時は子供を預けなければいけません。
予定日が間近になってきたら、いつ陣痛や破水などで入院してもいいように、夫やご両親にはいつでも対応できるように心の準備をしていてもらいましょう。
家族に頼れないときは……
(1)協力を頼んでおく
平日の日中に頼れる身内がいない場合は、近所に住んでいる方やママ友などにも一時的にお子さんをみていてもらえるように、協力を頼んでおきましょう。
(2)保育園の一時預かりを利用する
病気や出産などで、一時的に家庭での保育が困難になった場合は、一時的に預けることができますので、行政やお近くの保育園などに相談してみてください。
意外と便利な「陣痛タクシー」を活用しよう!
日本交通が23区や三鷹市、武蔵野市で2012年5月から始めたサービス、「陣痛タクシー」は、サービス開始から登録者・利用者ともに右肩あがりで、現在までに登録者は20,788人。5人に1人が登録しているとのアンケート結果もあります。
出産予定日や産院の名称、自分の連絡先や住所を事前に登録しておくことで、通常タクシーを呼ぶのに必要な情報を聞かれることなく、自宅(または玄関)まで迎えにきてもらうことができます。
助産師による講習を受けているため、出産目前の妊婦の状態への配慮も心得ているドライバーさんなのだそうです。私も利用した際、陣痛の痛みを逃がしているときに連絡するので、電話口で話すことが少なくてとても楽でした。
安全運転かつ、走行中も体調を気にかけてもらえて、「迎車料+通常」の運賃で病院まで行ってもらえるので、とても安心して病院に行くことができました。
食事は、誰でもわかるようにメモを残しておきましょう
2歳だとほとんど大人と同じ味付けで食べているとは思いますが、ご飯の量はこのくらいとか、「◯時(何時間後)に、このおやつをこのくらいあげる」など、誰に頼んでも解りやすいようにメモを用意しておくと良いと思います。
入院時に慌てないためにも、1か月前には入院の荷物以外にも準備は必要です。
第二子出産の場合は、初産のときより早い場合も多く、時間に余裕をもつことも大切だと思います。
不正出血やお腹の張りが続いたり、これって破水? など、いつもと違ったり何か気になるときは、たとえ時間外であっても出産予定の産院へ相談するなど、安心して出産を迎えてくださいね。
●ライター/kae(フリーライター)