ミキティ&庄司夫妻も実践! 自分の両親と同居するメリット3つ
2014年3月12日 | よみものミキティ&庄司夫妻も実践! 自分の両親と同居するメリット3つ

【ママからのご相談】
2児の母親です。今は妊娠5か月で、出産してから私の実家の両親と同居する話が持ち上がっています。子供も3人になりますし、私としてはありがたく思っていますが、旦那は気が進まないみたいです。同居すれば、両親から、家を相続できるとも言われています。
旦那を説得するために、良い方法がありませんでしょうか? ちなみに、実家は自宅から電車で2駅のところで、旦那の勤務先から遠くありません。
住宅ローンいらずでお金が貯まる! 相続税も軽減に。
こんにちは。ママライターのKOUです。
相談者さんは、ご実家に同居されたいのですね。ママにとっては自分の実家であれば、多少のわがままが聞いてもらえますし、ありがたいですよね。一方、旦那さんは実の親と住むわけではないですから、当然気兼ねがあります。
私も近々、自分の実家に同居する予定です。結婚した当初は、夫も、「肩身が狭くなりそう」と嫌がっていましたが、子供ができてからは考えが変わり、受け入れてもらえました。
では、旦那さんを説得するにはどうすればよいのか?
やはり、「同居のメリット」を強調して、考え方を誘導していくことが一番の早道だと思われます。そのメリットについて、家(土地を含む)の相続を前提に、同居しているママさんたちに教えてもらいました。

(1)『住宅ローンを支払わなくていいので、お金が貯まる』(1歳女の子ママ/20代後半)
同居の最大のメリットといえば、「貯蓄できる」こと。マンションや、家の購入による住宅ローンを支払わない分は、貯蓄に回せます。賃貸マンションに住んでいるのであれば、家賃分が浮きます。
さらに、両親と同居していれば、家を相続する際には相続税を軽減できるそうです。ただし、相続後は固定資産税などを支払うことにはなりますが、新たに家やマンションを買う負担はなくなります。
(2)『子供たちが病気で保育園を休むときには、自宅で見てもらえるので会社を休まなくていい』(5歳、2歳男の子ママ/会社員・30代後半)
働いているママさんの場合、お子さんが病気のときなど、親が自宅でみてくれるメリットがあります。もちろん、急な残業で帰れない際には、保育園のお迎えもお願いできます。
フルタイムで働くママさんの中には、同居しているご両親の協力を得ながら、夏休みなど長期休暇のある幼稚園にお子さんを通わせていらっしゃいます。やはり、ママにとっては自分の親だからこそ、融通がきき、遠慮なく子供を預けられるのだと思います。
(3)『おじいちゃんや、おばあちゃんと接することで、子供が思いやりのある子になった』(8歳男の子ママ/40代前半)
私が小学校高学年のころ、目の手術を受けるために在京した、母方の祖母と2年ほど同居したことがあります。「思いやり」と聞いて、相撲中継をテレビで一緒に観戦したり、祖母の肩をもんであげたりしたことなどを思い出しました。母親から、「おばあちゃんを大切にしてね」と言われていたこともあって、当時は子供なりに接し方を考えていたようです。
昨今、核家族化による親子のコミュニケーションの希薄化や家庭の教育機能の低下などと指摘されています。祖父母と一緒に住むことによって、生きるための知恵を教えてもらえたり、他者への思いやりを学んだりできるわけですから、同居は「家庭教育の一貫」だということもできますね。
参考になりましたでしょうか?
最後に、ママさんの親と「同居」している芸能人夫婦について紹介したいと思います。“元モーニング娘。”の藤本美貴さんと、お笑いタレントの庄司智春(品川庄司)さんです。
お二人は、藤本さんのお母様と同じマンションに住んでいます。部屋は違うものの、“二世帯マンション”といってもよいでしょう。
藤本さんのブロクには、仕事中にお母様から写メールが送られ、お子さんの様子を把握できることにこう述べています。
『こうやって一緒に居られない時間、何をしてるかわかるのって嬉しいよね。本当子供を産んで、改めて親に感謝しっぱなしです』
同居しても、親に対する感謝の気持ちを忘れずに過ごしていきたいですね。
【参考リンク】
・こんな場合には相続税が軽減できます! | 図解8分でわかる相続税
●ライター/KOU(ママライター)