臨月の過ごし方と便利な陣痛アプリ2つ
2014年2月26日 | よみもの臨月の過ごし方と便利な陣痛アプリ2つ

【女性からのご相談】
もうすぐ10か月、臨月に入ります。はじめての出産で、ドキドキしています。仕事を退職したので、日中は家で一人でいることも多く、また、外出時にもし急に陣痛が来たら……と思うと心配です。臨月の時の過ごし方を教えて下さい。
健診も週1回になる、妊娠37週以降は、いつお腹の赤ちゃんが生まれても良い時期です。ママと赤ちゃんのご対面まであと僅か。どうぞ、リラックスしてその時を迎えましょうね。
それでは、臨月の時期の過ごし方についてご紹介します。

【外出と陣痛】入院準備をすませておこう
外出時は、いつ陣痛がきても大丈夫なように、母子手帳、保険証、産院の診察券、いつ破水してもいいように、夜用ナプキンとタオル、携帯(スマートフォン)。もしものために、ご主人の連絡先、病院やタクシーの電話番号を書いたメモを入れておきましょう。
外出はなるべく遠出をひかえ、日常生活範囲内で済ませてしまうほうがよいでしょう。遠いところは、ご主人や、家族と一緒に行かれると、もしもの時は安心ですね。
急に入院となっても大丈夫なように、ご家庭に入院準備用品をいつでも持ち出せる準備をしておきましょう。
ご主人にも、いざというときは、「このかばんを持ってきてほしい」「出産したら、赤ちゃん用のこのお洋服を持ってきて」など、病院での生活、その後の生活についてなど前もって打ち合わせしておくと良いですね。
心強いかも! 陣痛計測アプリ2選
はじめての陣痛。そんな時、ダウンロードしておくと心強いアプリをご紹介します。
(1)『陣痛きたかも』〜今スグ使える陣痛計測アプリ〜
『陣痛きたかも』は、陣痛計測機能が付いたアプリです。他にも、緊急連絡先登録もでき、電話マークボタンをタッチすれば、そのまま発信することも。妊娠週数の表示機能、陣痛間隔お知らせ機能に加え、プレママの為の知識や、情報を手軽に学ぶこともできるコンテンツもあります。
使い方は簡単。「陣痛かも!」と感じた時、アプリ内の『陣痛きたかも』ボタンをタップ。陣痛が続いている時間を計測します。陣痛がおさまったら、「おさまったかも」ボタンをポチ。前回からの記録と合わせて、収縮間の時間を計測していきます。履歴はメールで、外部送信も出来る機能がついており、こちらも便利に使えそうです。
(2)『陣痛かも?』〜間隔判定アプリ〜
このアプリケーションは、北海道の公立病院の看護師・助産師チームと、釧路公立大学で医療情報学を専攻する斎藤涼一・石原脩大・高橋知央氏が共同で開発したもの。画面では、助産師さんがママに直接アドバイスしてくれる画面の作りになっています。
操作はこちらも簡単。陣痛を感じたら、「計測開始ボタン」をタップ。収まったら終了ボタンをタップ。2回目以降の計測開始ボタンを押した時点で、その時点の判定とコメントが表示されます。
このコメントは、実際の助産師の言葉を参考に作成しているそうです。病院に連絡する時期の予見データとして、また記録データは定期検診時の医療者との相談にも共有活用できるとのこと。「病院に連絡を!」など、的確に助言してくれるのが嬉しいアプリです。
出産に向け、できる準備は今の内にしておきましょうね。
小さなご兄弟やペットなどがいる場合は、入院時の対応も考えておかなければなりませんし、ご主人や面倒を見てもらえる人ともしっかり打ち合わせしておくことが大切ですね。
●ライター/*SARASA*(ママライター)