夫婦喧嘩が悪化する禁句5選
2014年2月18日 | よみもの夫婦喧嘩が悪化する禁句5選

【男性からのご相談】
はじめまして。この前、些細なことで妻と喧嘩をしてしまったんですが、いつの間にか喧嘩がこじれ、一週間近くまともに会話していません。私はもういいと思っているんですが、妻は、私が言った言葉の中に何か許せない言葉があったらしく、いつまでも怒っています。
確かにいろいろ言ったんですが、私は間違ったことは言っていないと思っているので、謝るのを迷います。言いたいことも言って、喧嘩を大きくせずに終わらせるには、どうすればいいんでしょうか。アドバイスよろしくお願いします。
原因になったことだけ、自分の言葉で。
ご質問ありがとうございます。ママライターのアンジです。
「些細なことから、大きな喧嘩になってしまった」……なんてことは、たくさんの方が経験していることなのではないでしょうか。些細なことと言っても、その喧嘩によって立場関係が大きく変わることもありますし、中には負けられない戦いもありますよね。
ですが、落ち着くはずの家がギスギスしていては、勝ったも負けたもありません。
今回は、後々まで尾を引かないような喧嘩にするため、些細な喧嘩が大きくなってしまった経験がある、という経験ママたちに、「夫婦喧嘩のNGワード」を聞いてきましたので、参考にしていただければと思います。

(1)普通は・世間では
一般的に男性は理論的、女性は感情的な人が多い、といいますが、感情的に怒っているときに、「普通は」「世間では」などと一般論を言われると、感情的な方は怒りが倍増するようです。
普通がどうであってもウチはウチ! わたしは嫌なの! というのが感情的な方の言い分。そういう方には、「俺はこう思う」「俺はこうしてほしい」など、こちらも感情に訴えかけて教えてあげるのがベターなようです。そうすれば、感情的になっているときでも少しは素直に聞いてくれるかもしれません。
(2)昔も○○
喧嘩をしているとつい、昔の嫌だったこと、許せなかったことまで思い出してしまいますよね。
ですが、昔のことを掘り返すのは喧嘩を大きくするだけ。たとえ効果的なダメージを与える事柄だったとしても、昔のことは昔のことと割り切って、今回の話だけに限定して言いあいましょう。
(3)関係ないダメだし
先ほどと同じ心理になるかと思いますが、喧嘩では相手の口を封じようと、直接関係のない悪いところまでつい探して言ってしまうことがあります。
ですが、悪いところは誰しもが持っているもの。相手の痛いところを突いても、喧嘩の終息にはつながりませんので、こちらも、今回の「嫌だったこと」「直してほしいところ」に限定して話し合いましょう。
(4)俺が働いて稼いできている
こちらは、専業主婦の方の意見です。わたしの聞いた中では、「(旦那様が)専業主婦を望んでいるから仕事を辞めた」という方が多く言われているセリフでした。亭主関白な方なのかもしれませんが、これでは反発心が増すだけ。
稼いできてくれているからといって、喧嘩の時に言われても、意見を曲げる気にはならないものです。敬ってほしいということでしたら、このセリフは奥様の心に余裕があるときに言うのが効果的。
「もっと敬ってほしいんだな」と、きっと察してくれるはずです。
(5)もういいじゃん
“よくないから”熱くなっているときに、これを言われると本当に腹がたつ、というママの意見です。
確かに、もう堂々巡りだから話しても意味がない、という状態になることはよくありますが、本当に喧嘩を終わらせたいならば言葉を選ぶべき。
イライラしているからこういう言い方になるのは分かりますが、「少し頭を冷やして考えたい」など、自分がこうしたいということを冷静に言うと、相手もクールダウンしてくれるのではないかと思います。
いかがでしたでしょうか。
思わず言ってしまい、余計に喧嘩がこじれた、という言葉はありませんでしたか?
少し、冷静になって言葉を選ぶと、意外に要求がすんなり通るということもあります。
たまの言いあいはお互いのストレス発散になることもありますが(笑)、後に引かないようお互いの地雷には絶対に触れず、NGワードは言わないよう心がけましょう。
●ライター/アンジ(ママライター)