1歳児でも空気を読む? 夫婦喧嘩などの家庭環境が子どもに及ぼす影響
2014年2月12日 | よみもの1歳児でも空気を読む? 夫婦喧嘩などの家庭環境が子どもに及ぼす影響

【ママからのご相談】
最近、育児でのストレスからか、イライラして主人とケンカになってしまうことが多々あります。やはり、夫婦喧嘩は子供に悪影響を与えてしまうのでしょうか?
家庭の雰囲気を子供は読み取ります。なるべくケンカをせず、話し合いで済ませられるように。
ご相談ありがとうございます。ママライターの横山かおりです。
育児にイライラするのは当たり前。そりゃ時には、ご主人とケンカになってしまいそうな時もあると思います。
でも、子供はしっかりそれを見ています……。
今回は実際に行われた調査結果を元に、ご紹介していきたいと思います。

1歳の赤ちゃんでも空気を読む
国立精神・神経センター精神保健研究所のデータによりますと、家庭内の不穏な空気は1歳の赤ちゃんでも読み取っている、とのこと。
先日、我が家でも久々に夫婦喧嘩が勃発しました。原因は大きなことではありませんが、2歳の息子は即座に空気を読み取っていたのか、わたしと主人にやたらニコニコと作り笑いのような笑顔をして、「ママ、ニコ?」とわたしに、「笑って?」と言ったのです。
子供は、パパとママに笑って仲良くしていて欲しいもの。息子の目の前でケンカをしてしまったことに、深く反省しました。
夫婦間のトラブルは子供の成長、発達に対して悪影響を及ぼすというデータが出ています。なるべく子供の前でのケンカは避けるようにしましょう。
パートナーの不在時でも、相手を尊敬した言い回しを
パパが仕事でいない時間も、「パパはお仕事頑張っていてえらいね」「パパはかっこいいよね」と、子供にも分かる言葉で、相手に対しての気持ちをプラスに表現しましょう。子供もきっと、「パパとママはすごいんだ」と自慢の両親だと思ってくれるはずです。
わたしの母は、小さい頃から、「パパみたいな素敵な人と結婚してね」とわたしに言い聞かせてきました。大人になった今、そう言える両親を心から尊敬します。わたしも自分に娘が生まれたら絶対そう言ってあげたい、と思っています。
子供は、パパとママが大好きですから、いつも夫婦仲良くいてもらいたいに決まっています。夫婦間の仲が良ければ、家庭内の環境は良くなるはずです。
笑顔の溢れた子供に育てるためには、まずは夫婦の関係が最優先。
感謝の気持ちを忘れずに、思いやりをもって接していきたいですね。
【関連コラム】
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・夫婦不仲が子供に与える悪影響4つ
●ライター/横山かおり(ママライター、元モデル)