妊娠しやすい体質になる! 足から体を温める冷え症対策2つ
2014年1月30日 | よみもの妊娠しやすい体質になる! 足から体を温める冷え症対策2つ

【女性からのご相談】
現在妊活中ですが、不妊の原因に冷え症があると聞きました。私も冷え症で、冬になると足が氷のように冷えてしまい、中々寝付けない程です。これから妊娠するためにも、効果的な冷え対策はないでしょうか?
冷え症対策ポイントは足にあり!
こんにちは! バースリンクプロジェクト代表の菊地郁子です。
寒い時期の冷えは辛いですよね。ヒートテックや毛糸のパンツ等、温かグッズで身を守るのもひとつですが、根本的な冷えを解消しないと、赤ちゃんが授かりやすい体にはなりません。
ある酒造メーカーが行った冷え症に関するアンケートによると、この冬、冷えを感じた女性は「78%」で、もっとも強く冷えを感じやすいのは「足」である、という結果がでました。
足には“三陰交”という、婦人科系のあらゆる症状に有効なつぼや、子宮、卵管のつぼが密集しています。女性にとって足を温めることは、いわば子宮を温める事とも言えるのです。
今回は、足から体を温める冷え症対策を2つご紹介します。

(1)冷えとりソックス
靴下の重ね履きによって、足から毒素を排出する方法です。絹、綿、絹、綿の順番で靴下を4枚重ね履きします。個人差はありますが、2週間程度続けると、瞑眩(めんげん)と呼ばれる好転反応が出たり、体の変化に気づいたりする方が多いようです。
さらに毒出しが進むと、靴下が破れるようになってきます。子宮や卵巣など、婦人科系は→小指やかかと、肝臓などは→薬指……と、破れる位置によって、内臓のどの部分の毒出しかがわかるようです。そして、体の毒が減ってくると破れにくくなるということです。
最近では、1000円〜4000円程度の価格帯で、手軽に購入できます。
(2)黒酢足湯
鹿児島県霧島市に、黒酢足湯温泉がありますが、自宅でも簡単に黒酢足湯ができます。
大きなバケツにお湯を貯め、大きめのビニール袋にコップ1杯分の黒酢を5倍に薄めたものを入れます。そして、足をビニール袋に入れ、そのままバケツにつかります。10分程でジワジワ体が温まり、30分も浸かっていると汗が出てくることもあります。
普通の足湯に比べ体の芯から温まり、継続するのが特徴です。また、黒酢足湯の後は踵がスベスベになるのも人気の秘訣のようです。
今回ご紹介した2つの冷え対策は、自宅で簡単に行えて体質改善に効果的とされる方法です。
体から冷えを排出して、温かく冬を乗切りましょう。
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