世のパパママに聞いた!「子育てで後悔していること」4選
2014年1月29日 | よみもの世のパパママに聞いた!「子育てで後悔していること」4選

【女性からのご相談】
みなさん、子育てで後悔していることってありますか? 子供が来年生まれるので、子育ての参考にさせていただきたいので、教えていただければと思います。
すべて結果論ですから、親の教育をしたほうがいいでしょう。
こんにちは、ミクノです。
何人かのパパさんやママさんに、「子育てに関する後悔」を聞いてみましたので、ご紹介しましょう。

(1)もっとお小遣いをあげればよかった
『お小遣いが少なかったので、うちの子は万引きして補導されました』(47歳・主婦)
(2)もっと抱きしめてあげたかった
『共働きで忙しかったので、もっと抱きしめてあげたかったと思います』(54歳・パート)
(3)自由にさせてやりたかった
『近所の子供たちがみんな私立だったので、うちも私立にやって、勉強ばかりさせていました。もっと子供らしい遊びを自由にさせてあげたかった』(49歳・自営)
(4)優秀にしなければよかった
『子供を優秀に育てたことを悔やみます。いい大学に子供は進学し、大学院まで行って、企業の研究室に入り、今、子供は海外の大学の教授をしております。5年に1回くらいしか帰国しません。周りを見ると、親に頼りっぱなしの子供が多く、親子でべったり同居していて楽しそうです』(60歳・無職)
ざっと4パターンをご紹介しました。
最後の、「子供が優秀」というのは、ちょっとかわいそうですよね。子のためと思って、自立心旺盛な、学力的にも優秀な子供にしてしまったら、子供はほとんど親のもとに帰ってこないと……。
こういうことは、結果論でしょうから、後からなんとでも言えますし、子供が生まれる前に参考にしようとしても、実のところあまり意味がなかったりしますよね。だって、これを参考にしてうまい具合に子育てができるのであれば、「どの子もみな親にとって都合よく育っている」わけですが、そうではないですもんね。
子供ができたら、ますます予測不能な事態が増える。そういう不安定さに耐える心の教育のほうがずっと大事ではないかと思います。
もちろん親の心の教育のことです。
【関連コラム】
・優秀な子供を持つ親の意外に哀しい現実とは?
●ライター/ミクノトモ(作家・コラムニスト)